マガジンのカバー画像

トリックテイキングゲームと連句について書いてみた

13
なんでトリックテイキングゲームと連句が並列しているのか不思議ですが、ともかくこの2つに関して書いたnoteたちです。
運営しているクリエイター

#トリックテイキングゲーム

トリテとレンク(0) 〜 「連句を無理矢理トリックテイキングゲームとして紹介する」可能性を1年間考えてみる。

2021年 しんねーん。 去年もこの挨拶ではじめました。挨拶なのか。 前回書きましたが、この記事でnote通算100本目となります。 不可能です。結論からいうと、 無茶だし無謀です。 とはいえ、なぜそんな事を考えたのか。 きっかけは、とある記事を書いたことからです。 この記事の最後で「第二芸術」という言葉を使いました。 ただ、この言葉で「ギャー!」と悲鳴を上げるかも知れないジャンルがあります。 それは、俳句です。 1946年に「第二芸術論」という桑原武夫さんの文

『Pairs(ペアーズ)』で遊ぶトリテを試しに考えてみる。

はい、どうも。 珍ぬと申します。 3年半近く、noteでボードゲームやパズル関連の記事をかれこれ250本近く書いています。 今年もよろしくお願いします。 『Pairs』とは? 『Pairs(ペアーズ)』は、James Ernest(ジェームス・アーネスト)さんが考案し、2014年にCheapass Gamesから販売されました。 Cheapass GamesはErnestさんが1996年に設立しましたが、2019年に出版権はGreater Than Gamesにうつりま

トリテとレンク(3)~BriscolaのBriscolaであるBriscolaでのBriscolaはBriscola

今回は、トリテがメインとなります。 前回、「トリテとレンク」の一連のnoteを書く動機を晒しました。 ただ、それは「連句」サイドの動機で「トリテ」側にもあります。 それが、 「トリテ」の「トリック(trick)」って、 なんでそもそも「トリック」と呼ばれるの? です。 これが意外とわからない。 未だに、その件についての決定的・核心的な情報・資料が探しきれていません(自分の探し方が下手なんじゃないか、と思いますけど)。 もっと準備してからでないと、この辺についての記事を書く

最古級のトリックテイキング『karnöffel』から、Trumpの由来がなにか、仮説を立ててみる。

この記事はTrick-taking games Advent Calendar 2020の21日目の記事として書かれました。 はい、どうも。 珍ぬと申します。 ここ1年半近く、noteでボードゲームやパズル関連の記事をかれこれ90本くらい書いています。 よろしくお願いします。3回目。 ADVENTERの20日目は、PaixGUILD ピースギルドさんです。 では、本編始めます。 【注意】 今回の記事は、下ネタが頻出します。 苦手な方は、お読みならない方がよろしいかと。