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ボードゲームと剽窃/盗作/パクリと著作権であれこれ書いてみた

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全くの素人の戯言ですが、ボードゲームの知的財産権(主に著作権)を中心に、いろいろ考えたnoteになります。 内容に矛盾・不適切・誤謬などありましたら、ぜひぜひお知らせください。…
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#パズルゲーム

「日本では、ボードゲーム(パズルゲーム)に著作権はない」という仮説を立てて、いろいろ考えてみる。

前回、前々回のノートの最後にタイトルの通りのことを書きましたので、仮説の回収に入ります。 最初にお断りしますが、自分は弁護士や弁理士ではありませんし、どこかの大学の法学部の学生だったということもありません。 ですので、これから書くことは、仮説だらけになると思います。ここがおかしいと思ったら、それは仮説なので個々の考えどころだということです。 スポーツの著作権 ボードゲームの著作権(知的財産権)を考えるにあたって、ボードゲームとよく似た事例を見ようと思います。そこで、スポーツ

STUDIO PREBOが製作した『えんとつ町のプペル ボードゲーム』騒動について、長々書いてみる。

ここ最近にわかに、自分が以前書いたnote へのアクセスが増えていました。 あら、なんででしょうね。面白いこともあるもんだ……程度でした。 先週は『ドミノ』についてのnoteを書きすすめていました。その最中、Twitter経由でタイトルにある 『えんとつ町のプペル ボードゲーム』のルールが ハイパーロボットに似ている という情報を知りました。 この情報をうけた自分の反応ですが、購入しようかと検討してました。 その後、Twitter一連の反応を受けて、製作者であるSTU