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ボードゲームと剽窃/盗作/パクリと著作権であれこれ書いてみた

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全くの素人の戯言ですが、ボードゲームの知的財産権(主に著作権)を中心に、いろいろ考えたnoteになります。 内容に矛盾・不適切・誤謬などありましたら、ぜひぜひお知らせください。…
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#カードゲーム

「日本では、ボードゲーム(パズルゲーム)に著作権はない」という仮説を立てて、いろいろ考えてみる。

前回、前々回のノートの最後にタイトルの通りのことを書きましたので、仮説の回収に入ります。 最初にお断りしますが、自分は弁護士や弁理士ではありませんし、どこかの大学の法学部の学生だったということもありません。 ですので、これから書くことは、仮説だらけになると思います。ここがおかしいと思ったら、それは仮説なので個々の考えどころだということです。 スポーツの著作権 ボードゲームの著作権(知的財産権)を考えるにあたって、ボードゲームとよく似た事例を見ようと思います。そこで、スポーツ

(ボードゲーム『ハゲタカのえじき』のルールに酷似していると一部で騒がれていた)対象年齢7歳以上の百合カードゲーム『ヤバ百合会の妹たち』について、いろいろ考えてみる。

またもやボードゲームの類似酷似騒動 先日、以下のツイートを見ました。 『ハゲタカのえじき』は、こちら。 Twitter上で、ルールが同じだ、酷似しているぞ、パクリだ、と、また騒動が起こってしまいました。 で、この騒動については、スルーします。 もうすでに、大勢の人がいろいろ話されているので、追加でコメントしなくてもいいかなあと。 おおよそは、関連する記事をまとめた下のマガジンであれこれ書いていることと重なるので。 それはそうと、今回騒がれた『ヤバ百合会の妹たち』。 ど