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ボードゲームと剽窃/盗作/パクリと著作権であれこれ書いてみた

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全くの素人の戯言ですが、ボードゲームの知的財産権(主に著作権)を中心に、いろいろ考えたnoteになります。 内容に矛盾・不適切・誤謬などありましたら、ぜひぜひお知らせください。…
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2021年6月の記事一覧

「『ガムトーク』のルールパクリ疑惑サイト騒動」について、いろいろ書いてみる。

前回は、自分のnote史上最おバカな記事を書きました。 この記事をアップする前日に、Twittetでおきてしまった騒動です。 はい、またまたボードゲームのパクリ疑惑騒動です。 ということで、色々書きます。 『ガムトーク』とは『ガムトーク』は、同人の角刈出版さんが作成したボードゲームです。 2020年にengamesから発売されているので、単なる同人ゲームというくくりはできません。 今年(2021年)には続編の『ガムトーク2』も発売されています。 どのようなゲームな

「(ボードゲームの)ルールに著作権を認めた国は壊滅する」という仮説を考えてみる。

はいはい。 またもや前回、前々回、前前前回をふまえて書きます。 前回のnoteは でした。 そもそもの元ネタは、2021年5月25日に、下のリンクにある「第1回ボードゲーム有識者(?)会議 徹底討論! パクリ問題と著作権を語る夕べ」がありまして、 それに前後して、前準備と視聴後の感想や考察・仮説などをnoteに書いています。 会議は、討論というよりもむしろ個人の意見を自由闊達に話す感じでした。 討論として拝聴した方にとってみると多少なりともギャップがあり、批判的な意見

(日本にいても)「ボードゲームの著作権を取得できる方法」の仮説を考えてみる。

またまた前回、前々回のnote 『徹底討論!パクリ問題と著作権を語る夕べ』についての続きになります。 この会議の配信を視聴した方々の感想がツイートされたものをまとめたTogetterがアップされました。 なかなか辛辣な意見が見受けられます。 一通り読んでみたのですが、ある事柄・話題が書かれていないことに気付きました。 日本以外での知的財産権 です。 会議の配信では、ちらりとアメリカやヨーロッパの著作権について触れてはいましたが、スルーです。 本来、日本国内と海外での