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Document 「FOREVER BLUE LUMINOUS」

「FOREVER BLUE」から17年
「FOREVER BLUE 海の呼び声」から15年
かなりの歳月・WiiからSwitchへハード移行を経て
最新作「FOREVER BLUE LUMINOUS」が2024年05月02日に発売されました

想像がつく方々もいらっしゃるかもしれませんが
通常であれば「Favourite Game Introduce」として
ゲームに関する感想等を記事を挙げているのですが
今回このタイトルを心待ちにしてプレイした結果
「FOREVER BLUE」から17年間のゲーム事象というものが
自分の中で複雑に絡んでしまっていて
何とも言い難い作品となってしまいました(汗)

「FOREVER BLUE LUMINOUS」発売のアナウンスが流れ
実際に「FOREVER BLUE LUMINOUS」を入手し一通りプレイしてきた感想を
独り言形式(笑)も絡めてお送りしたいと思います


2024年03月のとある日

おー
遂に「FOREVER BLUE」の新作が出るのかー
でも
「FOREVER BLUE」って何年前だっけ?
・・・17年?(汗)
「FOREVER BLUE 海の叫び声」から数えても15年?
Switch世代になって知っている人はどのくらいいるのかね?
まぁ、久々に欲しいタイトルにはなったなぁ

2024年04月のとある日

その1

そういえばその後の情報あるのかなぁ?
ちょっと検索してみよ

ん?「FOREVER BLUE」に商標登録の申請?
「ENDRESS OCEAN」?って海外タイトルの名前ね(汗)
2018年?Switchが発売されてから1年くらい経った頃のことなのね・・・
ついでにいろいろ説明されてるな
「FOREVER BLUE 海の叫び声」についてもこれで思い出した(汗)けど
なんかアドベンチャーぽくなって「FOREVER BLUE」より遊ばなかったのよね・・・(汗)
あれ?
「海の叫び声」じゃなくて「海の呼び声」?
15年も間違ってた覚えてたわ(汗)

↓このサイト
任天堂が商標登録を申請した『FOREVER BLUE』の魅力とは? (ign.com)

その2

なんかプロモーションムービーが出てる
見てみよ

・・・楽しみだね

発売日(から1日過ぎた(汗))

ダウンロードされていたので
遊んでみるかー

その1

ん?
最初は「調査本部モード」(アドベンチャーモード)なのね
怪しいが、どれどれ?

(数分後)

やっぱりチュートリアルだったー(笑)

その2

次に進むのに条件あるのか(溜息)
ひとまず「一人でダイビング」やろ

(数十分後)

な、長・・・く感じる

なんかノルマとかミッションとか邪魔だな(汗)
本当に「FOREVER BLUE」?
遊んでいく内にリアルな「EASY DIVER」に見えてきたんだけど・・・

初見感想

「EASY DIVER」とは
LINEゲームの1つとして2013年にNHN Japanという会社が開発し
その後、LINEゲームのラインナップの大幅整理で終了したゲームです

手軽に地底探検をしながら自分の海を作っていくといった
カジュアルなダイビングゲームと言う記憶があり
似て非なるカジュアルゲームとして楽しんでましたが
今回「FOREVER BLUE LUMINOUS」での演出効果を見ていたら
何となく「EASY DIVER」を思い出してしまった結果となりました(汗)

その他として
どうもタイトーシューティングの影響が強いです(苦笑)
光を帯びた生物を観察すると光が自分に飛んでくるところは
RAYシリーズのロックオンレーザーっぽいし
UML(未確認生物)や生物と連れ泳ぐアイディアなどは
DARIUSシリーズからの影響が大きいな、と(苦笑)

でも
探索する楽しさは残ってることから
やはり「FOREVER BLUE」である手応えは感じたものの
WiiリモコンがJoy-Con(またはコントローラー)に変わったのも
違和感が生じる原因の一つとなっているな、とも感じました

いざ「みんなでダイビング」とイベントツアー

一人で遊べるところは一通り遊び
いよいよ「みんなでダイビング」に挑戦することとなりました
最初のイベントツアーも開催され
丁度いい時期になっていた頃でした

というわけで
再び当時を振り返り独り言形式で(笑)

実録(?)「みんなでダイビング」

ついに「みんなでダイビング」挑戦かー
どんな感じなんだろ?
って
最初から光まとった生物いっぱい(汗)
ん?
今シェアラーさんが通り過ぎた
おもろい
いかん
マップ広げないと
って
なんかアンノウンパルスイベント始まっちゃった(汗)
どこだよー(汗汗)

終わってる(汗汗汗)
って
すぐにUMLイベント始まるじゃん
・・・言ってるそばから(汗)
間髪入れずに終わってますが・・・
めんどいから他の生物アンベールしとこ(笑)
しまった
UML遭遇するの忘れた(汗)

またシェアラーさん
こんちわー(聞こえてない)
マップ広げるか
・・・ってまたアンノウンパルスイベント?
速いです(汗)
(沈黙)
なんかレーダー反応してるけど見つかりませんが
・・・あ
近くにいたシェアラーさんが発見(汗)
終了?
(沈黙)
またUMLイベントあるんだよなー
あ、始まった
今度こそUML見つけなきゃ
(沈黙)
何とか見つけた
え?終了?あぶなかったー(安堵)
マップ100%になったみたい
とりあえずよかった
何?
またアンノウンパルスイベント?
対応できまへーん
なぬ?
終了時間カウントされた
時間制限あるのか(汗)
(沈黙)
アンノウンパルス一体は見つけた
全体で5体?
残りはどこだー?
(沈黙)

タイム0
しゅーりょー

って
なんかソーシャルゲームっぽい
(よく知らんけど)

実録(?)イベントツアー

なんか「みんなでダイビング」と変わらんね(当たり前だろ(汗))
あ、早速シェアラーさん
って
今回のスタート地点何もないな(汗)
とにかく泳ごう(笑)
てか
珍しい生物も何も
まだそんなに生物と遭遇してないが(笑)

言ってる内にアンノウンパルスイベント始まった
ダイブダイブ
何とか一体見つけたー
あとはどこだ?
マップが開かれてなくて分からん(爆)
めんどい
泳ぎまくれ(笑)

宝を発見
ん?
アンノウンパルスイベント終わったみたい
泳げ泳げー

UMLイベント始まった

もう終わった(苦笑)
光の玉がいっぱい
とりあえず回収しまくるか
UML消失した
しまった
また遭遇していない(汗)
まぁ適当にさまようか(笑)
結構マップ広がったと思うが(?)

アンノウンパルスイベント
結構時間が経ったな
ん?
カウントダウン?
速いぞ(汗)
急げ―
おや?
なんかイベントで出てたクジラ
シンギングドラゴンって言うの?
まだ見たことなかったー
なんか感動
このまま近くで泳ごう(笑)
そういえば写真撮れたっけ?
パチリ
もういいや
残り時間
こいつと過ごそう(笑)
(沈黙)
しゅーりょー

これまた初見感想

ということで
Nintendo Switch Onlineを使用した
「みんなでダイビング」及びイベントツアーこそ
今回「FOREVER BLUE」がしたかったこと
というのが分かります
その為のアンノウンパルスイベントやUML探索であろうことから
「一人でダイビング」ではかなりバランスが悪くなってしまうであろうことは
容易に想像できます
さて
「みんなでダイビング」及びイベントツアーには制限時間が設けられており
「みんなでダイビング」では60分
イベントツアーでは40分
後々何度か足を運ぶうちに
実にうまい時間調整であると思いました

オンライン多人数プレイというのは
最近のゲームでは当たり前になっているものの
その火付けはスマホやタブレットであることと考えている為
ソーシャルゲームの想像をしてしまいます
リアルな「EASY DIVER」と想像していたのですが
「みんなでダイビング」を経験してその意識が強くなりました
確かに
LINEゲームで育った世代には世界観が広がったのでは?、と

「調査本部モード」(アドベンチャーモード)の立ち位置

今までの発売日近辺の出来事や感想を持ち合わせながら
「FOREVER BLUE LUMINOUS」を続けていくことになりますが
その中で半ば評価が難しい位置にあるのが
「調査本部モード」(アドベンチャーモード)です

「調査本部モード」

チュートリアルと各ダイビングモードで説明し切れていない舞台背景や補足を補っている・・・
「調査本部モード」は当初からそのような印象を受けますが
ゲームの立ち位置としてはアドベンチャーモードです

「FOREVER BLUE LUMINOUS」を一番最初に始める際
このチャプター1-1から始まりますが
チャプター1-2はアンロック条件がある為
いずれかのダイビングモードに促されます
これによって
アドベンチャーモードと各ダイビングモードを交互に行き来する流れを作っていますが
アドベンチャーモードのアンロック条件が次第に高くなることで
このバランスが崩れていきます
また
アンロックを目指していく過程で操作方法を見つけていることがあり
チャプターのチュートリアルが後追いとなってしまい不要と感じるものも出てきます
そして
現在はチャプター5のアンロック条件が急に上がっている印象を受けています

アドベンチャーということで
「FOREVER BLUE 海の呼び声」に近い一人プレイならではの骨太を期待されていた方々には
かなり残念な結果とはなっていますし
チュートリアルとしても中々不完全燃焼
舞台背景や補足を淡々とこなす印象があり
これならばアドベンチャーモードは必要なかったのでは?とも感じてしまいます
チャプター5以降
この意見を覆すことが起こるように期待しています

結局「FOREVER BLUE LUMINOUS」とは

「FOREVER BLUE」はやはり偉大

プラットフォームであったWii自体にも改めて偉大さを感じるのですが
Wiiリモコンでダイビング感を持たせていたことも凄く
本物のダイビングに興味を持たせる要素も(個人的には)あり
「FOREVER BLUE」がキッカケで
本物のダイビングを始めた、という方々もいらっしゃったのではないでしょうか?
題材の楽しさを疑似体験させて題材にも興味を持たせるという点は
当時の自分には正にツボでした

では
「FOREVER BLUE LUMINOUS」にそれがあるのか?と問われると
これは「FOREVER BLUE」を体験してきたか否かによる、と
これは
コントロールデバイスの変化が一番の要因と考えたからです

名前だけというのは早計

「FOREVER BLUE」から17年の月日が経つとその評価や趣向に変化がありますが
名前だけというのは早計に感じました
という程
17年の歳月というのは開発側にもプレイヤー側にも長い時間です(苦笑)

参考になるかは分かりませんが
コナミの「GRADIUS III -伝説から神話へ-」から「GRDADIUS IV -復活-」までには
10年の歳月があり
両作ともに携わった開発メンバーは2名だけという事実があります
プレイヤー側はというと
シューティング氷河期とも言えた時代の中
新規よりも昔を懐かしむ世代が殆どで
あっという間に下火になった事実を目撃しています
これは一重にインターネットが普及していない時代の中で
話題と期待が認知しているファンの中だけで止まってしまった為というのは明らかでした

「FOREVER BLUE 」においても同じ現象が起きていると予想されますが
「FOREVER BLUE 海の呼び声」でアプローチを変えてきたことが
批評側の言いぶんを複雑化させている
どちらにせよ「FOREVER BLUE」の名ばかり、という捉え方は早計としたいです

15年間の空白

「FOREVER BLUE」と「FOREVER BLUE 海の呼び声」をもって
「FOREVER BLUE」シリーズは終わりでも納得できていたし
Switchでの投入ならば新作でなく(異例として)移植作でもよかったはずですが
空白期の間にはゲーム機市場だけでなくソーシャルゲーム市場も広まったことは
大きいと感じます
Switchを機会に
「FOREVER BLUE」を知らないソーシャルゲーム世代にアプローチしたい
そんな考えを持っていたような感じはこの期間の動向から伺えますね

ソーシャルゲーム視点の「FOREVER BLUE」(?)

全体的に「FOREVER BLUE LUMINOUS」にはそのような印象を受けますが
それだけに
「FOREVER BLUE」がうたっている「気ままに自由にダイビング」の完成度の高さを改めて感じます
この部分だけ言えば
「FOREVER BLUE LUMINOUS」は到達点であろう気がします
しかし
ゲームの流れが
「みんなでダイビング」ありきであろうこと
イベントがソーシャルゲームにありそうな構成であることから
プレイする層が古参ユーザーを目指したものでないのもよくわかります

自分が選んだ「FOREVER BLUE LUMINOUS」の楽しみ方

ズバリ
「一人でダイビング」で進行して気に入ったマップを維持しておく
これに尽きます(苦笑)

今回で追加された演出効果や
アンノウンパルスとUML(未確認生物)探索イベントは
「FOREVER BLUE」の自由度の再現には障壁で
この縛りから解放されるには前準備は必要ですが
全て整えた際には
悠々自適なダイビング生活が待っています(大袈裟)
縛りのない自由なダイブを気ままにプレイする
これが「FOREVER BLUE」の真骨頂と確信してます

うまく触れられませんでしたが
用意されたミッションの殆どはオマケに近いもので
無理に攻略を焦る必要はありません
はじめから用意されているものを取捨選択して
自分なりの「FOREVER BLUE」の世界を構築していく・・・
「FOREVER BLUE LUMINOUS」はそんな作品なのかもしれません
とはいえ
「みんなでダイビング」楽しいです(笑)

サポートしてくださる方お待ちしております