今やほとんどの医療機関の外来診療が院外処方化され、外来で院内処方する医療機関も一つまみいるかいないかの昨今、薬を待つ身にとっては『待ち時間の無駄』をどう解消するかは気になるところだろう。

ここでは私と家族ごとのルールでも書いておきたい。


私のかかりつけ

心療内科の場合

  1. ここの場合、初診の問診の際「かかりつけ薬局はありますか?」と聞かれたため、その際に薬局名とFAX番号を教えておく。

  2. 一通りの診察・会計の際に教えた薬局に処方箋をFAX送信してもらう。

  3. 待ち時間を使って買い物や食事などの用事を済ませるが、処方箋の中に見慣れない成分の薬や新薬が含まれていた場合、入手に時間がかかる可能性があるため、薬局に問い合わせる。この場合、来店できるおおよその時間をあらかじめ約束しておく

  4. 用事も済ませたあと(約束していればその時間)で薬局に来店し薬を受け取り会計へ。

ペインクリニックの場合

  1. ここの場合は門前で事足りるので(ちなみに心療内科の薬もここにしてもらっている)標準的に処方箋とお薬手帳を渡して処理するだけ。普通なら待ち時間も最小限で済むのだが、狭いため混雑していればおおむね来れる時間を約束しておきその時間に再度来店し会計処理。

  2. この薬局の場合、ジェネリック品の評価替えが頻発に行われているため、受け取る前にメーカーが変わったかチェックしておく。

弟のかかりつけ

糖尿病代謝内科

  1. 門前で混雑しやすい薬局。しかも患者会単位で外来受診する患者も多いため診察終了後にお薬手帳ごと処方箋を渡し、「営業時間に来れない場合明日来ます」と言っておく。

  2. 営業時間内に来れる場合はそのまま来店し会計。翌営業日になった場合は受付番号を書いた整理券を受付で渡しそのまま会計に。

メンタルクリニック

  1. ここの場合は混雑しやすいため、診察会計の後処方箋・お薬手帳と自立支援医療の受給者証を渡し「閉店近くになるかもしれない」と告げて他の用事を足す。

  2. 終了後に再度来店し、できていない場合はそのまま待って薬が渡ったあとで会計処理。

(現在入院中)父のかかりつけ

脳神経外科病院 

  1. 処方内容に『一包化』の指示が確実に出るため、処方作業に最低でも20分はかかるため、処方箋とお薬手帳を渡す際弟の糖尿病内科同様「営業時間に間に合わない場合は連絡する」と告げ、介護タクシーで先に父を送り届ける。

  2. 食事などの用事をこなしたのち薬局に向かい、大抵はできているのでスンナリ会計処理。ただ、ジェネリック可能な薬で在庫がなく先発品を暫定で当てることになった場合はその旨了解して待つ。

泌尿器科クリニック

ここに関しては、外来の順番からの流れ作業で時間がかからないことが多く、通常のようにお薬手帳と処方箋をもって待つだけ。


そもそも…

院外処方というのは、『処方箋が薬局に到達した時点で依頼が成立する』という原則のため、提出の後別に出来上がるまで時間を待つ必要はない。すぐに薬がほしい訳ではないので、『発行の日から4日以内』というルールさえ守れば提出してから実際の薬の受け取りまでは時間が空いても支障がないように我が家の場合は心がけている。『待ち時間の無駄の中でやれることをやる』というのが私の方針である。

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