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ウイスキーの飲み方ってなんだろう

昨日、食器棚を片付けている時に珍しい形のグラスを見つけました。
「響」と書かれているウツボカズラ状のグラス。
私自身使ったことのあるものではなくて、Google画像検索でチェック…

ヒット!

サントリーから発売されている「響」というウイスキーの銘柄名が入ったテイスティンググラスでした。
父親の前職場がサントリーだったので、元同僚からの貰い物でしょうか。

あれ?
でもウイスキーって四角くて亀の甲羅みたいな装飾が入った拳サイズくらいのグラスに入ってるイメージなんですよね。
これワインのグラスっぽくない…?

ウイスキー

この血みたいのが蓋についてるやつスーパーで見ますよね

私はお酒の勉強こそちまちましているのですが、ウイスキーは産地や原料、製法によってタイプも多様でとっつきにくいんですよね。
実は触れてこなかったウイスキー、グラスや飲み方まで多種多様に工夫されていました。特に日本。私たちの住んでいる国、日本ほど多様な飲み方をしている国はないとの言われよう。
その一端を学ぼうと思います。

ブランデーはワインを基礎にしてる物

お酒の種類っていうのは「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の三つに分けられます。
醸造酒はみなさんご存知、発酵させてお酒を作る手法です。
ポケモンに例えるなら「たねポケモン」ですね。
蒸留酒は醸造酒と同様の工程を踏んだ後に、熱して気体にした後冷やして液体にする。一回食べたものを吐いて戻して完成!みたいな感じです。
混成酒は醸造酒と蒸留酒のどちらからも進化できます。
両者の過程を超えたのちに果実に漬けたものですね。

モルトとかの話もしたいですけど、割愛!

ウイスキーは蒸留酒に当たります。
穀物を原料として樽で寝かせる。簡単にいうとビールを蒸留して樽熟成したものがウイスキーってところでしょうか。
一回でいいからすごい年代物の木樽を見に行きたいです。

世界の五大ウイスキー

スコッチウイスキー
 5〜6世紀のスコットランドまで話が遡る、ウイスキーの覇者
アイリッシュウイスキー
 ウスケボーといったウイスキーの語源があるなど、ウイスキーの歴史が深い
アメリカンウイスキー
 代表格はバーボン、熟成に新樽を使うのが特徴
カナディアンウイスキー
 五大ウイスキーの中で最も酒質が軽い、カナディアンクラブは私も知ってる
ジャパニーズウイスキー
 サントリー、キリンといった馴染み深いメーカー マッサンとか、懐かしっ!

他にもインド台湾北欧各国でも話題に上がり脚光を浴びるウイスキー。
ウイスキーがお好きでしょ♪
もう少し遊びましょ♫
石川さゆりさんのこの曲も、最近あまり聞きませんね。
私がテレビ見なくなったからですかね….。

飲み方とグラス

ストレート

ウイスキーとチェイサーを交互に飲みながら、喉で味わうのがおすすめ。
つまみはナッツやドライフルーツ、チョコレートなどが合う。
香りが味わいやすいグラス(小ぶりなものか脚付きのもの)

以下テキスト画像はサントリー様より


オンザロック

グラスに大きめの氷を2、3個入れ、グラスの半分くらいまでウイスキーを注ぐ。軽くステアして、ウイスキーと氷を馴染ませる。
ウイスキーを冷やすことが目的だが、同時に綺麗な氷の姿が見える。


トワイスアップ

グラスにウイスキーを注いでから、同量のミネラルウォーターを注ぎ、ステアして飲む。
混ぜる水は常温、魚介類の燻製や肉料理などにあわせることができる。
グラスは基本、テイスティングなどに使われるものを使用。


ハーフロック

氷を入れたグラスにウイスキーとミネラルウォーターを1:1の割合で注ぎ、ステアして飲む。
トワイスワップに氷を加えたもの。


ハイボール

クラッシュドアイスでグラスを満たし、そこにウイスキーとソーダを注いで泡が消えない程度に軽くステアする。
レモンやライムを乗せてカクテルにするお店もある。


ミスト

グラスの外面に白い結露が付き、冷涼感がある。オンザロックよりもさらに冷えていることが特徴。
グラスにクラッシュドアイスをたっぷり入れ、ウイスキーを注ぎ、マドラーでしっかりと混ぜる。
レモンピールを搾りかけ、レモンはこのままグラスの中に。


ウイスキーフロート

ウイスキーを水に浮かべる(フロート)飲み方。
グラスに氷を入れ、水を7分目まで注ぐ。そこにウイスキーを静かに、マドラーに沿わせながら注ぐ。混ぜないで飲む。

お湯わり、水割りのやり方は割愛します。日本酒のことを勉強するときにまたお話しするかもしれません。
個人的にはキンキンのウイスキーを飲みながら氷を眺めることのできるオンザロックが一番そそります。
ASMRは普段聞かないんですけど、氷の音っていいよね…..。

追記

えっちすぎる….

水割りとか、近年のウイスキーブームの発端になった角ハイボールは、お酒があまり得意ではない日本人の体質的特徴にハマって広まったんじゃないでしょうか。
そもそも普通は「蒸留酒は食後に飲むもの」なんですよ、日本人は食中酒として飲む文化がありますけど。
飲み方が違えば、当然ウイスキーの味わいも変わります。
つまり同じ銘柄を2倍、3倍にも楽しむことができるということ。どんな場面で飲むか、つまみは何か、気分や体調に合うものはどれか。
こういうの選べたらかっこいいから、そんなロマンだけ追ってます。

飲みて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ウイスキーってテキーラと同じく悪酔いのイメージがあったんですけど、そうでもないんですね。品行方正、清純潔白とまでは行きませんが、気高さというか気品を感じます。それを、ねぇ。お洒落なグラスに入れて、こう、手のひらで持つやつ。あれがしたくて生きております。
午後ティーをテイスティンググラスに入れたらそれっぽくなるかな。
怒られるか…。
早くアル中になりたいです。

おわり

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