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第96回選抜大会《8日目の展望》

日程変更により明日は4試合に。
第一試合は既に予想書きましたが、もう一度。
これでベスト8が出揃います!

第一試合 中央学院vs宇治山田商

継投型チーム同士の対決!

1回戦 中央学院7-1耐久
1回戦 宇治山田商5-4東海大福岡

初戦、中央学院は臼井〜颯佐、宇治山田商は加古〜田中〜中村と基本的に継投でゲームメイクするチーム同士、両監督の継投のタイミングがポイントか?

中央学院 臼井、颯佐、蔵並
宇治山田商 田中、加古、中村
と主戦投手6名全員右投手、左腕無し…

中央学院相馬監督は現役時代投手、シダックスで故野村克也監督に指導を受けた野村チルドレン。この試合、先発はエース蔵並で颯佐へ継投でしょう。
打線は1番青木、3番水嶋、7番飯山が振れているので期待出来ます。

走攻守に上回る中央学院の勝利予想

第二試合 広陵vs青森山田

広陵の前に立ちはだかる地区王者達!

1回戦 広陵3-1高知
1回戦 青森山田4×-3京都国際

四国王者で好投手辻井・平擁する高知を初戦で倒し、次なる刺客は東北王者で好投手関・桜田擁する青森山田。

中井監督は昨春選抜の二松学舎戦、海星戦、専大松戸戦、山梨学院戦、昨夏選手権の立正大淞南戦、慶応戦、広陵は全ての試合に高尾を先発させており絶大なる信頼を寄せる。
『高尾で負けたら仕方ない』ってよ。
いつも高尾を酷使して最後まで持たない中井采配だが、ここから先、日程が詰まってくるから高尾と新星堀田の使い方が重要です。

初戦で好左腕中崎を打ち崩した青森山田の長打力は木製バット使用でも広陵より上。投手力も二枚看板が安定しているだけに接戦必至か?

共に初戦で失策により失点している為、大事な場面での守備力が勝負の分かれ目になるかも?

厳しい戦いだが、経験値で広陵の勝利予想

第三試合 神村学園vs大阪桐蔭

甲子園通算69勝単独トップを狙う!

1回戦 神村学園6-3作新学院
1回戦 大阪桐蔭7-1北海

神村学園は初戦、難敵作新学院を小刻みな継投と打力で退け、昨夏ベスト4の実力を見せた。
4番正林はドラフト候補の小川から1発を放ちスカウト陣へアピール、3番今岡も3安打と好調、ハイレベルな大阪桐蔭投手陣相手にどんなバッティングをするのか?注目です。

大阪桐蔭は北海道王者相手にも危なげなく勝ち上がり、エース平嶋・中野・南にマウンドを経験させた。怪物森陽樹がこの試合先発デビューか?
打線の迫力は近年では最低でも低く早い打球で繋いでカバーする。徳丸・ラマルに1発を期待!

左腕今村、上川床が桐蔭打線にハマってロースコアなら神村学園にチャンスがあるが、桐蔭投手陣から何点取れるか?

単独最多勝を狙う大阪桐蔭西谷監督、コメントも既に考えているでしょう。

大阪桐蔭の勝利予想

第四試合 報徳学園vs常総学院

好投手の中4日vs中1日、守り合い!

1回戦 報徳学園3×-2名電(TB10回)
1回戦 常総学院1-0日本航空石川

報徳学園は先発間木で行けるところまで行って、今朝丸は出来るだけ温存し、次戦の先発に回したいところ。

昨春から成長した今朝丸〜間木の好投と鉄壁の守備陣で難敵名電をタイブレークの末、撃破し“逆転の報徳”、“タイブレークの報徳”を体現。

間木はストレートが浮き気味で制球も不安定だった点が修正できているか?
捕まるとしたら間木の出来がポイント。

攻撃陣は初戦5打数ノーヒットの1番福留が出塁して足で掻き回したい。

常総学院はエース小林で先を考えずに心中でしょう。
初戦は堅い守りで競り勝ったチーム同士。

報徳学園今朝丸、間木は中4日。
常総学院小林は中1日。
好投手達のスタミナは報徳有利に働く?

報徳学園の勝利予想

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