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2021年3月の記事一覧
魚介類の一生とわたしの晩餐
クロソイ、活シマス、炙り金目鯛、ホタルイカ沖漬、いさき塩焼き、ウーロンハイ濃いめ二杯。
入り口にあるいけすで飼育されてる伊勢海老くんは今日も新鮮そう。なにか考えごとをしているのか、右斜め上の水中を見ながら足をゴソゴソ。
ハタはご機嫌ななめ。水面近くにずっと居てあまり顔を見せてくれない。でも眠たいのだろう、たまにスヤッと降りて来て、ハッとして、またひらりと上っていく。松本清張みたいな顔で。
美濃路は一軒、家の側にある
何ごとも特になく、昼過ぎからぼんやりと過ごした火曜日に、ものぐさに過ごしたいが贅沢にはなりたくない。手を濡らさずに八合ぐらいの酒と塩っぱいものがほしい。
そんなときに家の近くに美濃路があってよかった。
焼き鳥の美濃路は前に住んでいた黒川にもあったのだが機会がなく、行ったことがなかった。しかしずっと心の奥でこずんでいて、熾火のようにチリチリと燃えていたのだ。
こんな日に焼肉なんか食べたらバチが