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雑司が谷散人の街道遊歩 0702

中山道 4日目-02 2019.3.19

鴻巣宿と熊谷宿の中間点にあった間の宿、吹上。
日光脇往還(千人同心街道)との交点として賑わい、立場とはいいながら、休憩用の本陣も置かれていた。

吹上

中山道旧道は、吹上本町交差点の少し先を左へ折れる。
この手前に日光脇往還(千人同心街道)との交点があり、北へ忍宿(行田)へ、南へ松山宿(東松山)への道が分かれた。

吹上

中山道旧道は右へカーブし、榎戸方面へ。
右手には吹上神社。
暴れ神輿で知られる。

吹上神社

旧榎戸村を進む中山道旧道。
元荒川に近く、荒川左岸の水田に用水を引く為の榎戸堰のあった場所。

榎戸

中山道旧道から右へ入ると、元荒川の榎戸堰。
江戸期には木造の堰だったが、明治30年代に煉瓦造りとなり、昭和41年に今のようなコンクリート造りとなった。
堰から引かれた水は、吹上、大芦から糖田に至る8ヶ村に供給された。

榎戸堰

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