雑司が谷散人の街道遊歩 0499
東海道 25日目-09 2018.9.19
土山宿も坂下宿同様、鈴鹿峠を避けた鉄道ルートから大きく外れたことから、賑わいは早い時期に失われたが、往時の佇まいの雰囲気が残る家並みが続く。
東海道旧道は来見川を渡る来見橋へ。
蔵造り風の欄干。
これより、土山宿の中心部へ入る。
東海道旧道左手に、大原製茶場。
旧屋号の看板には油屋平蔵とある。
往時は油屋か。
森鴎外の祖父で津和野藩亀井家の典医、森白仙は、参勤交代の旅程の途中で土山宿で病に倒れ、息を引き取ったという。
仲良く並ぶ三つの標柱。
土山宿には44軒の旅籠があったという。