雑司が谷散人の街道遊歩 0709
中山道 4日目-09 2019.3.19
石原地区を進む国道17号。
古くは荒川の流路が今より北寄りを通っていたと思われ、石原は河原だったことからの地名という。
新島地区へ入ると、国道17号から左へ中山道旧道が分かれる。
やがて新島一里塚。
無惨に伐られたケヤキは、平成22年の雷雨の影響。
中山道旧道左手に「従是南忍領」と刻まれた標柱。
安永9年に忍藩主が領地境界を示す為に立てた、16ヶ所の標柱のひとつ。
新島地区の中山道旧道。
新島は開墾者の名とも、村名改称による新しい村の意ともいう。
国道17号から右へ分かれる、玉井の中山道旧道。
しばらく進むと、筋交橋バス停。
熊谷と深谷を結ぶバスが、しっかりと旧道を辿っている。
このあたりには玉井、水押上などの水に由来する地名が見られる。
荒川の流路に因むものか。
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