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雑司が谷散人の街道遊歩 0495

東海道 25日目-05 2018.9.19

新名神の下に、山中一里塚跡。
公園として整備されている。

山中一里塚跡

山中一里塚跡にある櫟野観音への道標。
櫟野寺は甲賀町櫟野にあり、本来の読みは「らくやじ」だが「いちいの」観音とも呼ばれる。
道標の文字も「いちいの」。

櫟野観音への道標

東海道旧道は猪鼻の集落へ。
猪鼻は坂下宿と土山宿の間にあった立場。

猪鼻

猪鼻の東海道旧道右手に浄福寺。
その門前に大高忠雄の句碑。
「いの花や 早稲のもまるる 山をろし」。
碑の右下に「子葉」とあるのは大高忠雄の雅号。

大高忠雄の句碑

猪鼻は宿場ではないが、立場としては規模の大きい集落だったようだ。
往時の屋号を掲げる家並みが集落の歴史を物語る。

猪鼻

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