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雑司が谷散人の街道遊歩 0534

東海道 26日目-13 2018.10.16

荒川橋で荒川を渡ると、左手に3基の道標が並ぶ。
「田川ふどう道」「万里小路藤房卿古跡」「立志神社」の3基。

3基の道標

三雲踏切でJR草津線の南側に出る東海道旧道。
石部宿へ向けて、道は西へ続く。

三雲

東海道旧道は三雲城のあった山並みの北側を西へ延びる。
観音寺城からの逃げ込み用の城だったとか。

三雲

天井川の大沙川をくぐるのが、大沙川隧道。
奈良時代の樹々の伐採でこの辺りの山々はハゲ山になったといわれ、大雨の度に土砂が流れ出し、大沙川は自然と川床が上がり、天井川になったという。
トンネルは明治17年築。

大沙川隧道

大沙川隧道は地元では吉永のマンポと呼ばれる。
小さなトンネルを「マンポ」と呼ぶのは、滋賀県や京都府を中心に、関西に多く見られる。

吉永のマンポ

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