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雑司が谷散人の街道遊歩 0564

東海道 27日目-06 2018.11.18

鈴鹿峠を越えて滋賀県に入って以来、やたらと目にするのが飛び出し坊や。
調べてみると、設置数では滋賀県が全国一だそうだが、そもそも発祥が滋賀県八日市市とのこと。

手原の飛び出し坊や

手原の地名は手孕説話、すなわち女性の身体に男性の手が触れて孕み、片手を産んだとする説話に因む。
古くは手孕村。

手原

手原の街並みを抜けると、東海道旧道は左へカーブし、鈎池の土手下を進む。
ここは室町後期の長享・延徳の乱で足利義尚が六角征伐の陣を置いた場所。
乱はこの地の地名から鈎の陣と呼ばれる。

鈎池の土手下

上鈎地区を進む東海道旧道。

上鈎

葉山川橋で葉山川を渡る東海道旧道。
上流方向に近江富士。

葉山川

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