見出し画像

雑司が谷散人の街道遊歩 0489

西浦賀道 3日目-05 2018.9.11

池上小学校からの上り坂、そして庚申塔からの下り坂、どちらかが伝馬場坂と呼ばれた急坂と思われる。
馬の継立て場があったことによる坂名だが、継立て場の位置が判然としない。

伝馬場坂

浦賀道旧道は平作大橋で平作川を渡ると、金谷交差点へ。
横須賀線の高架下をくぐるが、その手前の線路の築堤に地蔵像がいくつか。
横須賀~久里浜間の横須賀線は昭和19年に延伸。
おそらくその影響で、この辺りの旧道は道筋が変わっていると思われる。

金谷

三浦学苑高校前交差点から、浦賀道旧道は衣笠駅前の商店街の裏手を、崖下の道となって公郷方面へ向かう。

衣笠

浦賀道旧道左手に2基の法塔。
ここは古くから法塔十字路と呼ばれ、浦賀道と三崎道が交差していた。
法塔は日蓮上人ゆかりのもののようで、金谷の大明寺と深田の龍本寺を結ぶ道の交点の道標を兼ねている。

法塔十字路

公郷町に入る浦賀道旧道。
ここにも庚申塔群。
横須賀市内最古という寛永16年のものもある。

公郷町

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?