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雑司が谷散人の街道遊歩 0674

下田街道 3日目-05 2019.1.22

下田街道旧道は北の沢の集落へ。
下田方面からの旅人向けに立つ道標。
「右 下河津東うら、左 三しま道」と刻まれる。
「三しま道」が下田街道。

北の沢

北の沢の集落を進むと、楠の大木。
幕末期からあったようだが、今の木は往時のものの2代目とも。

北の沢

下田街道旧道は国道414号に合流し、茅野原、口村と進む。
口村には稲梓川対岸の旧道区間もある。

国道414号

国道414号は箕作の集落へ。
ここも人馬継立場だったというが、集落の規模は小さく、旅人は近くの日枝神社などで足を休めたようだ。

箕作

箕作の地名は、持統天皇の御宇、大津皇子の謀叛に連座した礪杵道作(ときのみちつくり)の霊を祀った箕作八幡に因むという。
礪杵道作は伊豆へ流罪となった最初の人。

箕作

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