見出し画像

雑司が谷散人の街道遊歩 0491

東海道 25日目-01 2018.9.19

暑さも少し和らぎ、東海道の旅は25日目。
鈴鹿峠越えの行程は坂下宿から。
松屋本陣跡地に建つ坂下集会所。
ここは亀山市内から来るコミュニティバスの終点で、伊勢坂下バス停。
旧国鉄バス亀草線時代からのバス停で、伊勢坂下というバス停名もいかにも国鉄らしい。

伊勢坂下

民家もまばらな東海道旧道左手に、梅屋本陣跡の標柱。
その先の橋は中乃橋で、このあたりは坂下宿の中心地。
今はのどかな畑地が広がる。

梅屋本陣跡

梅屋本陣跡の向かい側は、法安寺。
この寺の庫裡の玄関は松屋本陣の門を移したものとのことで、坂下に唯一残る宿場の遺構。

法安寺

東海道旧道右手に身代地蔵の小さな祠。
その後ろの石垣は、明治期に廃寺になった金蔵院の石垣跡。
将軍家の御殿が置かれた場所という。

金蔵院の石垣跡

坂下宿を抜けて国道1号に合流した東海道。
しばらく進むと、右手に森を分け入って続く旧道が姿を現わす。
これが鈴鹿峠への東海道。
峠手前の片山神社参道を示す標柱も。

鈴鹿峠への道

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?