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雑司が谷散人の街道遊歩 0427

東浦賀道 2日目-06 2018.7.22

浦賀道旧道右手に、浦賀園と書かれたアーチが架かる路地。
奥の階段は愛宕山へ上がる道で、山上の公園をかつては浦賀園と呼んだようだ。

浦賀園

西浦賀の中心部を抜けると、浦賀道旧道は為朝神社前を右へ折れる。
その名の通り、頼朝の父の弟、源為朝を祀る。

為朝神社

浦賀奉行所跡地が近づくと、小さな水路を渡る橋に奉行橋の名が。

奉行橋

浦賀道旧道右手に川間町内会館。
よく見ると、2階と1階のそれぞれ軒下に立派な鏝絵がある。
いずれも地元の左官職人、石川梅尾の作。

川間町内会館

浦賀道旧道は川間地区の奥へ入り、浦賀奉行所跡地に到着。
跡地はフェンスで囲まれた空き地となり、案内板が立つ。
浦賀ドック閉鎖前までは住友重機の社宅があったようで、これが取り壊された後、同社から横須賀市に土地が寄付された模様。

浦賀奉行所跡地

東浦賀道はここで終点。
東海道保土ヶ谷宿からの金沢道も含め、延べ3日の旅を終了。
浦賀湾をぶらぶらしながら、浦賀駅へ戻る。

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