雑司が谷散人の街道遊歩 0745
中山道 5日目-07 2019.4.24
八幡大神社の向かい側は、寶珠寺。
中山道旧道からまっすぐ伸びる杉並木の参道が美しい。
中山道旧道は榜示堂地区へ。
立派な長屋門を構えた旧家も。
「榜示」は境界。
今はこの先もうしばらく埼玉県内だが、古くは武蔵国と上野国の境界がこのあたりにあったという。
日光例幣使街道五料宿への道が分岐した。
中山道旧道は新泉橋で元小山川を渡ると、国道17号の南側に入り、御堂坂と呼ばれる緩やかな上り坂を抜けると、中山道交差点へ。
これより本庄宿に入る。
中山道旧道は本庄宿へ。
本庄宿は江戸日本橋から10番目の宿。
利根川水運の集積地でもあったことから、中山道の宿場としては最も人口と建物が多かった宿という。
本庄宿の中心は、慶長17年に廃城となった本庄城の城下町。
江戸への内陸の中継点として宿の機能は拡大し、西国各地からこの地へ移住して店を構える商人も多かったという。
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