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雑司が谷散人の街道遊歩 0059

東海道 7日目-01 2017.1.4

前日に続いての箱根越え。
芦ノ湖畔からの東海道は、箱根峠を越えて三島へと下るルート。
逆さ富士に見送られ、まずは箱根峠を目指す。

芦ノ湖

箱根宿の南、芦川地区は芦川宿とも呼ばれ、国道1号芦川入口交差点から右に入る旧道一帯が旧芦川宿。
かつては東海道三大石橋のひとつといわれた芦川橋の先で、旧道は再び石畳の道になる。
そこに数体の石像群。
背中の苔が歴史を物語る。

芦川

芦川から箱根峠への最初の上りが、向坂。
江戸期の石畳を残す旧道だが、湯本から芦ノ湖畔への道と違い、歩く人も少ないせいか、やや荒れた感じの旧道風景が続く。

向坂

箱根峠が近づくと、標高が一気に上がる実感がある。
箱根外輪山を越えてるなあ、と。
東海道最高地点の箱根峠も近い。

箱根峠付近

神奈川、静岡の県境、箱根峠。
関東地方はここまで。
国道1号を通過する車が行き交うだけの、特に何もない箱根峠。
とはいえ、地理的な意味では感慨深い場所。
そして、三島への長い下り道のスタート。

箱根峠

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