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雑司が谷散人の街道遊歩 0591

東海道 28日目-11 2018.12.5

国道161号は京阪電車の踏切を渡ると、右手に安養寺。
ここの観音菩薩像は「立聞観音」と呼ばれ、琵琶法師蝉丸の琵琶の音色を毎晩立聞きしていたという。
東海道はこれより逢坂越えへ。

安養寺

国道161号右手に、東海道線の旧逢坂山トンネル東口。
明治13年に日本で最初の山岳隧道として完成。
大正10年に現逢坂山トンネルの開通により、その使命を終えた。
東海道線の大津〜京都間のルートが、今とは大きく異なることがよく分かる。

旧逢坂山トンネル東口

国道161号は国道1号に合流し、逢坂越えへと向かう。
左側に京阪電車の線路が寄り添い、その向こうの山肌には念仏寺。

逢坂越えへ

国道1号の前方を跨ぐのは、名神高速道路。
東京日本橋から486キロ地点を示すキロポストが立つ。

国道1号 486キロ地点

国道1号右手に、関蝉丸神社上社。
国道は大谷へと上がっていく。

関蝉丸神社上社

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