雑司が谷散人の街道遊歩 0842
中山道 8日目-03 2019.6.19
佐藤本陣の並びには、脇本陣「みよがや」跡。
北陸新幹線開業と同時に廃止された信越本線の横川〜軽井沢間の代替として走り始めたのが、JRバスの碓氷線(横軽線)。
当初は碓氷バイパス経由のみだったが、平成11年から旧道経由も設定され、坂本宿にはバス停も。
国道右手の妻入りの旧家は、旅籠「かぎや」跡。
高崎藩で納戸役鍵番を勤めた武井家が開業したもの。
「かぎや」の少し先に、旅籠「つたや」跡。
信越本線開通後、宿場としての機能がほぼ失われていた明治41年、軽井沢から碓氷峠を下ってきた若山牧水は、坂本宿に唯一残っていた「つたや」に投宿したという。
坂本宿の正面奥に立ちはだかる山は、これから登ることになる刎石山。
碓氷峠は刎石山を越えた先にある。
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