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雑司が谷散人の街道遊歩 0692

美濃路 1日目-04 2019.3.3

伝馬橋西詰から堀川に沿って北へ向かう美濃路旧道。
すぐに桜通の桜橋西詰へ。
桜通の開通は昭和12年。
橋もその際に架橋。

桜橋

堀川沿いの美濃路旧道は、五條橋へ。
かつて尾張の中心地は清洲だったが、名古屋城築城に伴い、清洲の町家や神社仏閣など、あらゆるものが名古屋へ移された。
これを「清洲越し」と呼ぶが、五條橋もそのひとつで、もとは清洲の五条川に架かっていた橋を、慶長15年の堀川開削時に移したもの。

五條橋

美濃路旧道の西側には、那古野の地名がある。
「名古屋」の由来といわれるが、今の読みは「なごの」。
明治22年に那古屋村となり、同31年に名古屋市の一部になって以降、いつの頃からか那古野となったという。

那古野

五條橋から堀川沿いを中橋へ戻り、美濃路旧道から西側へ入ると、那古野浅間神社。
名古屋城築城以前からの社。

那古野浅間神社

那古野浅間神社前から美濃路旧道に並行して北へ延びる道は、四間道。
清洲越しで移ってきた商人が多く住み着いた場所で、名古屋城築城とともに形成された最初の城下町。

四間道

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