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雑司が谷散人の街道遊歩 0149

清戸道 1日目-06 2017.6.11

練馬区内でいくつか設置されている清戸道の碑。
まずは桜台駅付近の千川通り歩道で目にする。

清戸道の碑

練馬駅前の少し先で再び目白通りに合流した清戸道は、西武池袋線をくぐると、左手に旧道がほんの少しだけ残る。
目白通りに貼りつくような僅かな旧道に、庚申塔。

旧道の庚申塔

向山1丁目の小さな旧道を過ぎ、目白通りを反対側に渡ると、今度は向山4丁目から貫井へ旧道が右へ分かれる。
途中に清戸道の碑。

清戸道の碑

貫井郵便局の角から右へ入る清戸道旧道。
その目白通りとの角に「左 東高野山道」と刻まれた道標が立つ。
ここは清戸道と東高野山長命寺参詣道との分岐点。

道標 東高野山道

練馬二小前交差点から右へ入る清戸道旧道。
くねくねと曲がりながら坂を下ると、石神井川を渡る道楽橋へ。
橋の架け替えの際、付近の農民が農繁期で集まらず、まるで道楽で橋を架けているかのように工事が進まなかったのだとか。
この先、環八通り手前で川越街道膝折宿への長久保道が分岐。

道楽橋

高松地区の清戸道旧道沿いに、庚申塔の祠。
その背後にシンボルツリーのように葉を繁らすのは、びわの木か。
往時の旧道風景が残る一画。

庚申塔の祠

谷原といえばガスタンク。
正式には東京ガス練馬整圧所。
清戸道旧道はその北側を回り込む。
入り口の銘板は「東京瓦斯」だが、今も正式商号は漢字が正解。

谷原ガスタンク

この後、バスで練馬駅まで戻り、清戸道1日目を終了。地元再発見の旅でもありました。

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