雑司が谷散人の街道遊歩 0682
中山道 3日目-04 2019.2.20
中山道旧道左手に、武村旅館。
中山道に面した建物は、江戸期のものを明治末年頃に改造したとされ、今もビジネスホテルとして営業中。
武村旅館の先には「鮮魚 稲葉屋本店」。
こちらも古い商家。
「どじょう います」の貼り紙。
桶川宿の別名は紅花宿。
宿手前の須田家も紅花問屋だったが、桶川の紅花は山形の最上紅花に次いで、全国2番目の生産量を誇り、周辺には多くの紅花畑が見られたという。
中山道旧道左手の路地奥に、浄念寺の朱塗りの仁王門。
元禄14年に再建のもので、桶川宿に残る最古の建造物。
桶川宿は日本橋から6番目の宿。
上尾宿とともに、江戸から1日目の行程として丁度よい距離にあり、参勤交代の大名の多くも桶川宿府川本陣を定宿にしたという。
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