雑司が谷散人の街道遊歩 0706
中山道 4日目-06 2019.3.19
久下の渡しがあったあたりの土手に打ち捨てられたように残る、九頭龍の石祠。
ここが渡船場だったことを示すものか。
荒川左岸の堤防を下りる中山道旧道。
熊谷宿が近い。
中山道旧道右手に「みかりや」跡の案内板。
名物の柚餅子を売る茶店があったという。
このあたりは忍藩の藩主が鷹狩に来た場所で、その際はこの茶屋で休んだことから「御狩屋(みかりや)」と呼ばれたという。
元荒川につながる水のきれいな小さな水路を渡る中山道旧道。
このあたりの元荒川上流部は、世界でも唯一のムサシトミヨの生息地。
熊谷の市街地へと入っていく中山道旧道。
右手に八丁の一里塚の案内板。
久下の長土手を八丁堤とも呼んだようで、「木曽街道六十九次」には池田英泉による「熊谷宿 八丁堤の景」がある。
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