雑司が谷散人の街道遊歩 0570
東海道 27日目-12 2018.11.18
東海道旧道左手に道灌蔵の暖簾がかかる蔵造りの建物は太田酒造。
太田道灌から数えて6代目のときに家康の命で越前福井から草津へ移ったとのこと。
東海道旧道左手に八百屋九兵衛の屋号を掲げた商家。
江戸期からの雑貨商。
建物は昭和3年築。
東海道旧道は立木橋で伯母川を渡る。
かつては土橋だった立木橋。
立木橋の先には立木神社。
草津宿の鎮守で、767年の創建と、滋賀県内でも屈指の古社。
常陸国の鹿島明神がここに一本の柿の木を植えたとされ、狛犬が鹿なのもその縁か。
境内には追分に置かれていた県内最古の道標もある。
東海道旧道は矢倉橋で草津川を渡る。
この草津川が、平成14年の河道切り替えで生まれた新河道。
この橋の手前が草津宿の京方入口だった黒門の跡地。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?