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雑司が谷散人の街道遊歩 0557

津久井往還 2日目-07 2018.11.7

国道16号の西側の住宅街を抜け、JR横浜線の踏切を渡ると、相原中学校の北側の道が津久井往還旧道。
ここに久保沢道の道標。
津久井往還は久保沢へ通じた道でもあり、久保沢道とも呼ばれた。

久保沢道の道標

国道413号に合流する津久井往還。
原宿交差点に原宿市跡の石柱。
このあたりは旧川尻村だが、相模川左岸のこの地は河岸として重要地で、津久井往還沿いの久保沢、原宿には市場が開かれ、物流の中心地として賑わった。

原宿市跡

原宿交差点の原宿自治会館に、大山道標。
津久井往還は甲州街道から橋本を経て大山道へ通じる道筋としても多くの人が利用した。

大山道標

原宿を過ぎると、国道413号城山交番前交差点から、津久井往還は旧道が右へ分かれる。
このあたりから久保沢の集落。
久保沢は旧城山町役場の置かれた城山の中心地。

久保沢

久保沢の旧道に、鎌倉みち起点の石碑。
相模川左岸の段丘上を通ったとされる鎌倉街道。
「八里橋なし九里の土手」と謡われた場所は相模一帯に推定地があるようだが、ここ久保沢もそのひとつ。

鎌倉みち起点の石碑

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