夕闇でありたい

「この世で愛すべきは自分なんだ。輝く僕を、大切な僕の魂を。」と歌い、木漏れ日のような優しい暖かさを届ける太陽のようなあなたも

「僕は君のそばにいるよ。真っ暗な夜に、遥かにもっと明るく君のそばを守るよ」と歌い、終わりの見えない深い闇に一筋の光をともす月のようなあなたも

「いまだに僕は僕に留まっている。声は出ずうろついてばかりいる。あの真っ暗な場所」と歌い、深い思案の渦に落ちた不安に、照らすのではなく、ただ寄り添ってくれる海のようなあなたも

あなたを味方するように昼も夜も変わらず在る幾千の星も

全部全部見えるように

昼と夜の真ん中で

太陽には休んでと告げ、月星をそっと包み込み、暗い海に寄り添う

夕闇のような

あたたかい人でありたい

いつだって味方だよ

かっこいいときも

かわいいときも

真剣なときも

変顔してるときも

不安そうなときも

落ち込んでいるときも

褒められて照れているときも

お兄ちゃんなときも

おじさんキラーなときも

高速ラップ首まで真っ赤にしながら披露してるときも

麺を壁に投げつけてゆで加減確認するとき.............はちょっと味方できないけど

自分に自信をつけさせるかのように「僕はWWHなので」と言うときも

自分で言っといて耳が赤くなっているときも

滑りまくりのおやじギャグ連発してるときも

誰よりもでかい声で窓ふき笑いかましてるときも

「大変な姿ではなく、もっと笑わせてあげたいです」と話すときも

「僕の努力は僕だけが知っていればいい」と話すときも

どんなときも

いつだって優しく温かく聡明でハンサムなあなたの味方です

見せたくないものは見せなくていいよ

自分の思うように突き進んで

生まれてきてくれてありがとう

愛しています