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SBからのflat call戦略(前編)

今回からのシリーズでは、プリフロップBTNオープンに対してSBがコールしたシチュエーションを想定し、ポストフロップ戦略の概観を紐解いていければと思います。

プリフロップにおけるSBフラットコールというのは、プリフロを勉強している人ほどあまり使われない選択肢ですが、多くのソリューションでは頻度は低いもののSBコールを行う選択肢があることが一般的です。

にもかかわらず、大半の層がこの戦略を取り入れないのは、戦略として採用しなかったところでそこまでEVlossもなく、現実的にExploitもされない上に、コールレンジとレイズレンジをバランスを取って構築する難易度が高いという理由にあるかと思います。

とはいえ、プール全体を見るとSBcallという選択肢を持つプレイヤーが一定数いるのもまた事実で、そういった相手と戦っていくためにも、または自分が選択肢として持っていくという観点でも学んで損はないスポットであると考えますので、今回からのシリーズで紐解いていければと思います。

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▼解析の前提とPreflop range

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