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【SNK】Candy25取扱説明書

2020年の5月末に公開してから2年と4ヶ月。
1年前に更新して形態にバリエーションが出たので、今更ながらですが取扱説明書として以下に収録形態と運用、筐体の概要について解説します。

なお、モーフの割り当てや外部登録に関してはreadmeで解説している為、端折ります。

※以下説明に使用している画像は針金P氏(@HariganeP)制作/公開のエフェクト「HgSAO.fx」を使用しています。


1.収録形態について

◆モニタ
モニタの向きですが、Candy25には縦向きと横向きが存在します。
実機では回転機能がありますが、本モデルでは、縦と横で別モデルとしています。

・縦向き:portrait.pmx
・横向き:landscape.pmx


◆コントロールパネル
コントロールパネル(以下コンパネ)はCandy25標準のものを収録しています。ボタン配列は2L8B、レバーもオーソドックスなものを収録しています。

・標準コンパネ:controlpanel_2L8B.pmx

麻雀用コンパネやループレバー、各メダルゲーム用の専用コンパネなどはオミットしています。
そもそもコンパネが無い以上は特定のゲーム用やメダル機としては使えませんし、既に本モデル用にループレバーを錬成した方もいらっしゃるので、今後は色々追加できればと思っています(作るとは言っていない)

◆メダル投入口・塞ぎ
メダル投入口塞ぎは通常運用の際に使用します。
メダル機の場合には「メダル投入口」を外部親登録して下さい。
実機ではフロントドア側から見て左手がメダル、右手が硬貨の投入口となります。

・メダル投入口塞ぎ:medal_caver.pmx
・メダル投入口  :medal_insert.pmx


◆フロントドア
フロントドアは通常運用とメダル用で2タイプ収録しています。
通常運用の際にはデフォルトのものを使用します。
メダル機としての運用にはメダル用のフロントドアを外部親登録して下さい。受け皿がある方がメダルタイプです。

・デフォルト :door.pmx
・メダルタイプ:door_medal.pmx

右がメダルタイプ

◆専用台座
メダル機やアップライトとして運用する際に使用する(したと思われる)専用台座を収録しています。

・専用台座:step.pmx

2.運用について

readmeにもさらっと記載していますが、運用については以下の通りです。
主に2パターンを想定しています。専用台座はお好みで。

◆汎用筐体として運用
・フロントドア  :door.pmx
・メダル投入口塞ぎ:medal_caver.pmx

◆メダル用筐体として運用
・フロントドア:door_medal.pmx
・メダル投入口:medal_insert.pmx

主に汎用筐体として稼働した例がほとんどだと思われるので、基本的には前者の方が違和感無く使えるかな〜と思います。
年代的には80年代末(89年4月頃?)だと推定しますが、現役の姿を再現するのも良いでしょう。

ちなみに、他のシングルメダル機に交じって配置すると確実に浮きます。シュールさと違和感を演出するにはぴったりですね!(白目)

3.筐体の概要

旧SNKといえば(個人的には)MVSの印象が強いですが、MVS登場直前から同時期にかけて汎用筐体もリリースしていました。

FRPを使用した筐体が各社からリリースされ始めた頃で、Candy18の後継かつセガのAeroCityに対抗するためか、本筐体も例外なくFRPを用いた筐体としてデビューしました。

アップライト型の汎用筐体を指す「CandyCabinet」という言葉がありますが、本筐体が由来ともいわれており、海外で広く流通し、一般化させた立役者でもあります。

イヤホンジャックやモニタ回転機能、灰皿受け、ワンタッチで取り外しができるコンパネなど、後に汎用筐体の標準となる機能を搭載したコンパクトな筐体ですが、特筆すべきはオプションでメダル機能を付けることが出来たこと。本筐体専用のゲームも存在しています。
2Way仕様自体はそれほど珍しくありませんが、この点はAeroCityとうまく差別化出来ているのかなと。

本筐体の同型に「Candy26」という筐体が存在しますが、こちらは筐体自体は同設計でモニタサイズ(とエスカッション)が違う代物です。
そして派生形式である「NewCandy25」は設計を一新したもので、各仕様がCandy25、26と異なります。
さらにNewCandy25と同型の「NewKural25」という筐体も存在しますが、こちらは詳細不明です。情報求む。

本筐体を基にMVS-U系や25インチモニタ以上を搭載したNeoシリーズに繋がっていきました。勿論メダル機としての運用を想定した構造や灰皿受けなどは廃止されていくわけですが...

現在も現役稼働している個体があるそうですが、数は少ないようです。

4.DL先

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