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合唱が持つチカラ【粋声 3rd Concert等のお知らせ】

社会人として合唱に携わる中で、合唱団という存在は、間違いなく生きるチカラとなっていると思います。
団員の方が似たような事を言っていましたが、僕にとっても合唱団での活動は、まさに「大人の青春」なのです。

合唱団といっても、その団によって特徴は様々です。団内の雰囲気はもちろん、扱う曲目、目指す場所、生み出される曲の音色、挙げればそれはキリがない訳で…。
それを考えると、複数団体兼団して、これまで続けられていることは、本当に幸せな事だなとつくづく思います。
普段の練習はもちろん、合宿にコンサートにコンクール、さらには合唱以外のプライベートなイベントと、僕にとってはそのすべてが本当に楽しくて楽しくて、この日々があるから、今僕は生きていられます。

以前挙げた【遺言であり、遺言ではない、遺言のような何か】でも記載しましたが、僕は合唱に命を救われました。だから恩返しがしたい。だから必死で練習して、指揮者の、演奏者のチカラになりたい。まあ時には無理をして身体を壊してますが…。(これは本当にごめんなさい。)


さて、そんな僕ですが、心臓があまり強くなく、不整脈の症状をよく起こします。中学時代にWPW症候群の診断を受け、高校時代に手術をしました。しかし、症状は無くならず、先日改めて病院で検査をしたところ、上室性の頻拍症だろうと診断されました。
命に関わるという訳ではないそうですが、少なくとも日常生活には少しばかり影響が出ています。投薬治療で様子を見ますが、よくならなければ手術だそうです。

…またか、そう思いました。
僕は中学で野球を、高校でバレーボールをしていました。しかし、不整脈の影響で満足に活動することが難しい日々が続きました。
振り返ってみれば、僕は続けたいと思った事が、不整脈の影響でやめざるを得ないという結果になることがよくありました。
もちろん、当時の僕の心の弱さもあったかもしれません。続けるという意思の弱さと、周囲への過剰な恐怖感もありました。
そして今、再びその不整脈が僕のもとにやってきています。

だけど、今僕の周りには信頼できる仲間がいます。不整脈を起こした僕を本気で心配してくれる、大切な仲間がたくさんいます。だからこそ、合唱を通じて巡り合うことができたかけがえのない仲間のためにも、恩返しをしたい…そう思います。
もちろん、なるべく無理をしないで最大限のチカラを発揮できるように、体調管理も含め、残りの日々を過ごしていきます。

合唱に心を救われ、生きるチカラをもらい、仲間とのつながりをもらい、日々に希望を感じる事ができるようになりました。それほどに、合唱には人とのつながりや日々への希望といった様々なチカラがあるのだと思います。


というわけで、そんな僕が2023年の集大成を見せる11月の本番のご案内をさせていただきます!

粋声 3rd Concert

〜粋声 3rd Concert〜

三善晃「嫁ぐ娘に」
ブラームス《ドイツ・レクイエム》

日時 2023年11月11日(土) 13:30開場 14:00開演

場所 ティアラこうとう 大ホール

指揮:吉田宏
ソプラノ:渡辺智美
バリトン:清水健太郎
ピアノ:岩本果子、西下航平

↓チケットの購入はコチラ!
tiget.net/events/268754

合唱をやっている方、やっていない方、そもそも合唱自体知らないという方も含め、様々な方に聴いていただきたいです!
1本の映画を観に行く、そんな感覚で是非ともお越しください!間違いなく、皆様の記憶にも心にも残る、気持ちの温まる演奏会になります!

何気なしに見たドラマや映画が思い出になるように、今回の演奏会がより多くの皆様の思い出となりますように、精一杯の演奏をさせていただきます。


その他にも、11月は以下の演奏会等に出演します!

☆松戸市合唱祭
 11/5(日) あけぼの 粋声

☆全国合唱コンクール 11/25(土) AF合唱団



2023年はとにかくまずやってみることを続けてきました。11月はその集大成を見せる時なのだと思います。
大切な仲間の支えもあって、なんとか僕は今活動できています。それに応えるためにも、精一杯チカラを尽くしてきます!

お時間のある方は是非、合唱を体感していただければと思います!よろしくお願い致します!


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