見出し画像

相手に期待をしない

「相手に期待をしない」、一見冷たいような表現に聞こえますが、僕は実はこれが周りの人に優しくできる方法なのではないかと最近になって考えるようになりました。

僕は上手くいかないとき、相手に期待ばかりしてしまっていました。
良いプレーをしても試合に出れない時、「監督はなんで自分を使ってくれないんだ」とか、進路が決まらない時に「なんで行きたいチームは自分のことを取ってくれないんだ」といったように。

普段の暮らしでいうと、わかりやすいところでいうと恋愛なども同じで、「なんで自分はこんなにしてるのにわかってくれないんだ」みたいな経験は、多くの方がしたことあるかと思います。

ここでも大事なのは、「相手の気持ちは自分にはコントロールできない」ということです。
自分のコントロールできることの外側にあるので、考えてもしょうがないんだと思うようになってから、色んなことが楽になりました。

恋愛でも自分は相手への気持ちを伝える行動をすることしか自分にしかできないわけで、それを相手がどう受け取るかは、相手次第です。

自分がいくら良いプレーをしても、それを判断するのは監督であって、その「判断」に関しては自分の「コントロールの外側」にあります。

もちろん人間なので、その「コントロールの外側」のことに対して一喜一憂してしまうこともあるし、それが人間だとも思います。
実際に理不尽なこともあるかと思うし、納得いかないこともあるかと思います。

ただ、この自分がコントロールできるものとできないものをしっかりと自分の中で整理して、矢印を自分に向ける。
良い意味で相手に期待せず、自分のやるべきことに集中できると、人生は予想以上に豊かになります。
時間が大切に使えるようになります。
周りの人にも、いつもより穏やかに、優しく接することができると思います。
いつもと同じ景色がちょっと違う景色に見える気がしています。

そうやってひとつひとつ、目の前のことを積み重ねることができたらと今は考えています。

それでは、今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?