諦めるか、諦めないか

12歳の時、柏レイソルU12からU15へ昇格できませんでした。諦めずにジェフ千葉U15に合格し移籍しました。

18歳の時、ジェフU18からトップチームに昇格できませんでした。諦めずにプロになるために青山学院大学に進学しました。

22歳の時、大卒でプロ契約をしてくれるクラブがありませんでした。それでも諦めずに、SC相模原に入団しました。

25歳の時、プロサッカー選手になるためにチームも仕事も捨てて海外にチャレンジしました。
横浜フィフティーを退団した後、8ヶ月チームは決まりませんでした。

26歳の時、アルビレックス新潟シンガポールからオファーをもらい、プロサッカー選手になれました。

28歳の時、シンガポール、マレーシア、タイと順当に移籍できていましたが、突然の不当解雇に遭いました。それでも諦めたくなくて、クラウドファンディングをして、沢山の方にサポートしてもらいました。
結果11ヶ月無所属が続きましたが、またタイでチームが決まりました。

今まで何度も、「諦めるか、諦めないか」の選択に迫られてきました。
諦めても覚悟を決めて新しい道で頑張っている人を僕は素晴らしいなと思います。

僕はただ単に、諦めなかったというか、諦めが悪かっただけですが、なんだかんだで濃い人生になって、自分の人生が好きになっているし、もっと濃い人生にしていけたらなって思っています。

日本のアマチュアスポーツってすごく難しいと思います。
高校3年間で移籍するのって難しいし、大学の体育会の部活に入ってしまっても移籍は難しい。
移籍する文化がないから、そこでダメだとどこでもダメなんだと錯覚してしまう。

だから僕は、選択肢が日本のスポーツ界、日本の社会でもっと増えたら嬉しいと思っています。

本気の人、諦めたくない人は自分の納得いくところまでやれる選択肢があったらいいなって思っています。

そんな選択肢を見せられる生き方ができたら幸せです。

本気の人、諦めたくない人、僕は心から応援しています。
一緒に頑張りましょう。