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SETAGAYA UNITED 始動

2022年1月1日、SETAGAYA UNITEDというサッカーチームを始動させて頂くことになりました。

引退も考えていた2021年、渋谷シティにオファーを頂き、ウィズアスという会社にも声をかけてもらい初めて会社員として働きながらサッカー選手としてのキャリアを続けるというチャレンジをしました。

渋谷シティではブランディングなどチームとしての見せ方の部分を多く学べて、素敵な仲間とも出会えてとても良い経験をできたけど、自分の中にある”強いサッカー観”というものを表現することがなかなかできず、理想と現実のギャップに苦しみもがいていました。

また引退することも考えたけど、やっぱり僕は本当にサッカーが大好きで、全くもって順風満帆なサッカー人生ではないけれど、サッカーに沢山の人を繋いでもらって、サッカーでお給料をもらってプロサッカー選手という夢だった職業をさせてもらって、サッカーでシンガポール、マレーシア、タイなどの国でもプレーさせてもらって、素敵な出会いをその国々でして、僕の人生は全てサッカーを通して経験させてもらっていると思っています。

そんなことを考えている中で、ここ数年は“サッカーに恩返しをしたい”という想いが強くなってきていました。
そして自分の中でできること、やりたいことを考えて、もがいてもがいて悪あがきして考え抜いた結果、「自分でサッカーチームを作るのが、1番自分の想いやサッカー観を表現して、サッカーに恩返しができるんじゃないか」という思いに至りました。
そして自分の住む大好きな街、世田谷に作りたいと思うようになりました。

できるかもわからない、ましてや1人じゃ何もできない客観的に見たら無謀なチャレンジだと思います。
でも僕はなんだかできる気がして、周りの方々、仲間たちに「世田谷にサッカーチームを作りたい」と話すと、「ゾノなら面白いじゃん!」、「一緒にやろうよ!」と言ってくれるメンバーが増えてきました。

そこで僕はスイッチが入り、仲間に協力してもらい資料を作って、数多くの企業を訪問させて頂いて協賛いただけるパートナーを探しました。厳しい言葉も沢山頂きましたが、世田谷にオフィスを構えるフォーティーフォーさんがメインスポンサーになってくださることになりました。

選手、スタッフにも直接会わせて頂いて自分の想い、チームのビジョンを伝えると、まだ形もなにもないチームにも関わらずに最高のメンバーが集まってくれ始めています。

やっぱり僕は勇気を持ってボールを握って、守備も攻撃も繋がった、ペップ・グアルディオラのマンチェスター・シティのような美しいサッカーがしたい。
ピッチにいる選手も観ている人もワクワクするサッカーを表現したい。

サッカーを通して、人と人が繋がるコミュニティを作っていきたい。

自分の中でのそのひとつの答えが、“サッカーチームを創る”ということでした。

「世田谷にサッカーチームなんていらないだろ」、「サッカービジネスはお金にならない」、「土地もないし高いからグランド問題を解決できない」、色んな厳しい言葉も頂きました。

でも僕はできない理由よりできる理由を探して生きていきたいし、高卒や大卒でなかなかプロになれない、大怪我をした、働きながらプロを目指している、プロで闘っている、引退を考えている、順風満帆なサッカー人生ではなかったからこそ、こういう色んな想いを実体験として経験しているこそ、色んな境遇の選手の気持ちに寄り添えることが自分の強みになるんじゃないかと思うようになりました。

目の前にいる大切な人たち、最高の仲間たちと、誰も見たことない、新しい世界を創っていきたい。新しい景色を見てみたい。

そんな想いを握りしめて、ここから僕たちは歩んでいきたいと思います。

2022年1月1日、SETAGAYA UNITED始動

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