見出し画像

酪農あれこれ①

こんにちは。酪農コンシェルジュの西園です!
明日牧草収穫なのですが、天気はくもり。
雨が降らないことを祈ります。

乳房炎について

酪農をしていると、牛達は様々な疾病に罹ることがあります。

その1つが乳房炎です。

乳房炎は乳腺に細菌やカビなどが感染して起こる病気です。

症状としては、乳汁中から白い塊(ブツが出たと表現します)が出てきたり、熱発や食欲減退になる場合があり、あまりないですが、死んでしまうこともあります。

乳汁には感染した菌などが排出されたり、ブツが出たりするため、出荷は出来ず廃棄しなければなりません。

この乳房炎は乳牛の三大疾病の1つと言われています。

酪農家なら誰しも経験する疾病ですが、生乳は破棄しないといけないので経済的にも損失の大きい病気です。

原因は乳頭から侵入した菌により、炎症が起こることがほとんどで、それ以外の理由は稀です。

完全には防げませんが、乳頭から菌の侵入をさせない清潔な環境を牛達に提供できれば防ぐことがある程度できます。

また、牛達の免疫力が高いと細菌と戦う力も高いので感染しづらくなります。

当たり前のことですが、乳牛達の健康を維持しつつ、快適な環境を提供できれば良いというこです。

酪農家ならば目指すべき状況。頑張っていきたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?