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自然環境リテラシー学を通して伝えたい事

こんにちはゾクです。
今回私は今年一年間を通して自然環境リテラシー学で学んだことを通して誰にどんなことを伝えたいのかをスライドを作り発表を行いました。ここには私が発表でどのようなことを話したのかを記載していきます。

私はこの一年間自然環境リテラシー学を通して学んだことの中で最も伝えたい事である「川での命の守り方について知ろう」というテーマで話をさせていただきます。
まず私はこの一年間自然環境リテラシー学の川コースにおいて銚子川に二回訪れ,銚子川の美しさを知るとともに,その美しさの陰に潜む危険性について学びました。
そして私は学んだことを私たちと同じぐらいの世代の人たちに伝えていきたいと考えています。
目次となります。

目次

まず銚子川について,その後に川での危険性,最後に川で命に守るためにすることについて話していきます。

銚子川に関するスライド


まず銚子川は写真でもわかるように非常に透明度の高い川で,汽水域でも高い透明度をほこっているため,海水と淡水が混ざり合って水が濁っているように見えるゆらゆら帯を観察することができます。この水の透明度は地下を流れる伏流水が地上に出てきたり地下に潜ったりといったことを繰り返すことにより,丸石によってろ過されることによってもたらされます。

川に存在する危険な場所

美しい川を見ると飛び込みたくなるかもしれせんが、何も考えずに川で遊ぶことは非常に危険です。スライドの右の絵には川に潜むさまざまな危険が描かれています。
それでは非常に美しい銚子川にはそこにどんな危険が潜んでいるのか見ていきましょう。

銚子川の写真


上に載せた写真を見てみてください,皆さんはどこが危険だと思いますか?
まず一番左側はテトラポッドの隙間がありもしここに子供が落ちてしまうと運が悪ければ体が引っかかってしまい溺れてしまいます。
真ん中の写真は斜面が黒くなっているのが分かりますか?黒いのは苔が生えているからでありとても滑りやすくなっています。
また右の写真では鉄筋が飛び出ており、この鉄筋は真ん中の写真の苔が生えていて滑りやすくなっている斜面の下にあるため、気を付けなければ体に刺さってしまいます。
このように私たちは川で遊ぶときにはさまざまな危険が身の回りにあるのです。


またこれ以外にもこちらの絵に示されているような様々な危険があります。例えばホワイトウォーターというのは空気を多く含み白くなっているものですがPFDは空気には浮かないのでPFDをつけていても浮かび上がってくることができません。
例えばアンダーカットは岩や崖の目には見えない水面下にある 部分が、水の力で大きくえぐれている状態で,アンダーカット にあたった川の流れは川底方向に向かうため,川底に引きずり込まれる危険性があります。
ではこのような危険から少しでも身を守る可能性を高めるためにはどうすればいいのでしょうか。

川で命を守るために出来ること


まず最も分かりやすいのはこの一年間を通して皆さんが何度も付けたであろうPFDをつけることです。PFDをつけるだけで水に浮かびやすくなり,もし先ほど挙げたテトラポッドなどの隙間に落ちた場合でも体が浮くだけでなく非常に目立つので発見されやすくもなります。
そしても一つ大切なのが靴です。滑り止めがしっかりしている靴を履くだけでも滑りくくなり怪我をする可能性を減らすことができます。

最後に


では最後になぜ私がこのような話を私たちと同じぐらいの世代の人たちに知ってもらいたかったかというと,今このような川の危険性を知ってもらうことで将来子供と一緒に川に遊びに行ったときに子供にも同じように川の危険性を伝えることができます。その子供がまたそのこどもにも川の危険性を伝えるといったように伝わっていくことができれば川で命を落とす人を減らしていくことができます。

どうでしたか?
私は自然環境リテラシー学で自然の素晴らしさを知るとともに、そこに潜む危険を学ぶことができました。そこでより多くの人に危険性を知ってもらい、悲しい事故を減らしていくことが私の新しい目標となっています。
一年間この自然環境リテラシー学を通して様々な人にお世話になりました。本当にありがとうございました。

水辺の安全ハンドブッック
https://www.kasen.or.jp/mizube/tabid129.html

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