「事実は小説より奇なり」にめっちゃ怒る男

「事実は小説より奇なり」とかいう言葉が嫌いです。
なぜなら、絶対に空想のストーリーの方が変なの描けるからです。

たまに「『事実で起きたストーリー』を出版社に持って行っても没になる。だから事実の方が変」とかいう奴いますが、意味がわかりません。没になるからなんなのでしょうか。売れる、売れない、商品化される、されないに関わらず空想なら別にどんなストーリーでも描けると思うのですが。

「事実は小説より奇なり」とか言ってるやつって、多分本当は「事実」は面白くないと思っているんだろうなぁと。事実は事実で面白いところがある。変なところもある。小説は小説で面白いところがある。変なところもある。

こんな認識で良いのに、わざわざ「小説」と比較して囃すのは、実際「事実」はつまんなくて、面白くないということの裏返しだからだろうなと。「そうであってほしいから」という理由で支持しているのだろうなと。ああ、なんと浅ましい。

「事実は小説より奇なり」信者とは話になりません。「男女友情論は成立しない」とか言ってるやつと同じ程に話になりません。

ちなみに私が男女友情論を支持する理由は
「そうであってほしいから」です。


ああ、なんと浅ましい。