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肩の力を抜いて…
40代に入り、なんとなく浮ついた感覚を覚えていました。
歳を取ったから感性に変化があったんだと思い込んでいましたが、全力でアウトプットしてきた30代と比べ明らかに創作に対し前のめりになれないまま仕事を「こなして」いる感がありました。それが
「インプット不足」
なんだろうと、気づいたのはつい昨年頃。
コロナ禍に入ってからもそれ以前も、本当に一生懸命やってきたから気づけなかったんです。
そうと分かってからは本を読んだり、音楽を聴いたり、映画を見たり、美術館へ展示を見に行ったり…とインプットするための様々なことを試しました。
でもそれらはあまりに突貫工事だったからかどうも馴染まなかったんですよね。たぶん焦って「頑張って」やってたんだと思う。そもそもが人を楽しませるためだった誰かの表現を、吸収しようと頑張るなんてちょっと可笑しいですよね。
10代、20代に身に付いたもので、30代にアウトプットされたものの多くはそういう過程を経ていなかったはず。もっと驚きや喜びなどの感動に満ちていたはずなんです。こういった当たり前のことを、忙しさや焦りの中見失うんですね。
40代と新たなフェーズに入り感性が変化するのも間違いではないでしょうけれど、ただやはり今までとは違った自分の「感じどころ」を捉えるため、単純に
「良い形だな」「この造形のバランスが好きだな」
「この色彩が美しいな」「この素材感はグッとくる」
「うっとりする音色だな」「気持ちが高ぶるリズム!」
「良い表情だ」「言葉選びに優しさがあふれているなぁ」
心が動いたままスーッと自然に自分のなかに入ってくるそんなものたちを待つ。
それはある意味トライでもあるのだけれど、今の段階の自分の感性で「生きるを楽しむ」ことが大事なのだろうなと思うのです。
今日福岡市美術館で見てきた「ミナペルホネン/皆川明 つづく」展。
皆川氏とペルホネンスタッフ面々の、一見クールに見える中にも熱い…熱いクリエイター魂を感じ取ることができました。
食わず嫌いでいたことを反省。良いものは良い。
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