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沐浴

意を決しての東京ワンマンライブ。
蓋を開ければ、離れた地で本当に沢山の人達が集まってくれてステージに立った瞬間に少し感極まっちゃいました。心待ちにしてくれてる人がこんなにいたなんて。俺知らんかった。
なんとなく、でも地道に頑張って来た事が、
形になって、報われたような気がしました。
グッズも並んでくれて、本当に応援ありがとうございます。
関係者の方々も最高な環境をありがとうございました。

今回一つ印象に深く残ってる事があって、
開演前にお客様のかわいいお子様から綺麗なお花を頂きました💐
ライブ始まったらうるさかったり、暗くて怖くないかなってちょっと心配したけど、
ライブ始まるとピュアでキラキラした目で僕らを見てくれていて、凄く嬉しかったのと、しっかりしないとな、って気が引き締まる思いになりました。
その子たちライブ終わって家に帰って、珍しくお父さんの電子ドラムを夢中になって叩いていたそうな。

親御様もお子様も、不安はあるだろうけど少しづつでも子供が来やすい環境が整って行きますように。

その後、深夜。宿のある歌舞伎町ど真ん中で荒れに荒れた若者の風景を目の当たりにし、喧騒の中、男三人眠りにつくのでした。

▪️本日の一曲は「沐浴」2021年2月リリース
ep.strawberryfields収録曲。
今回ツアー中は一回もやってなかった曲だけど
ワンマンに向けてこの曲だけは三人編成でやりました。
当初、「みんないるんだしバンド全員でやろうよ」と僕は思ってましたが、ボケくんとケントくんが三人でやろうと言ってシンプルでミニマルに仕上げました。
二人はワンマンライブの中で意義とか、そういう面で見て考えてたんだろうな。
もともと沐浴リリースに至るまでがとにかく練り込んだ曲が多くて大変だったので、三人で集まって気楽に作った曲。

だからあれでよかった。
これは僕らの子守詩みたいなものだから。

沐浴

白いTシャツが物悲しく見えたんだ
公園の砂で建てたあの家に帰りたい

日射しは今日も特別な事はなくて
午後の空白も予定通り過ぎそうで

赦されるなら何もしたくないねって笑った 
微睡んでる猫のように

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