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不完全なままの僕

僕は幼い頃、すごくポジティヴで楽観的だった。そういった性格からおっちょこちょいで不注意も多く、怪我をしたり怒られたりと毎日楽しくも大変だった。また毎日がハラハラの連続で、自我もはっきりしておらず感情の起伏が常に激しかった。今考えると、中身が幼かったんだと思う。 思春期に差し掛かって、そんな性格から一気にネガティヴに変わった。自分に保険を掛けて、言い訳をしてうまく逃げて生きることは楽だし、そんな都合のいい自分は賢くて、うまく生きれていると身勝手にも思っていた。 そんな生き方

    • 相手に好かれるよりも強く好きでありたい

      僕は人と関わるのが好きである。そして人間という生き物も同様に好きである。もしかしたらそう錯覚して生きているのかもしれない。 僕自身,客観的に人のことが好きだと言われることはまずない。ただ親や近しい友人にはその部分を指摘される。 他者にそのパーソナルな部分が伝わらない理由もよく理解している。自分自身が全面的に押し出すことを抑えていて,人に虚をつかれないように常に身構えているからである。 幼い頃,とても人懐っこくて甘えん坊であった私はいつも誰かと一緒にいた。群れていたいので

      • 音楽という文学

        僕は読書が趣味である。といっても継続的ではなく、ふと読みたいと思った瞬間に本を開いて、知識を増やすことに興味がある。 そんな読書よりも前に、僕の趣味になったのが音楽を聴くことである。ピアノしかやったことがないため、自分で音楽ができる人間だとは思っていない。けれども、誰よりも音楽を聴いてきた自信がある。 自分の意思を持って、音楽を聴き始めたのは小学4年生の頃だった。当時、近くにあった図書館でThe Blue Heartsのアルバムだった。その年頃で彼らの作る音楽の魅力がわか

        • 様々なコミュニティに在籍して、人間の心の弱さを再認識したこと

          僕はとある大学3年生である。これといって特に趣味はないが、自分は様々なものに触れていくうちに思ったことや考察したことを素直にここに記していこうと思う。 僕は今日、バイト先の飲み会に初めて参加した。というのも、元々僕が入っていた店舗とは違う異動先の店舗の一部の学生による飲み会だったのである。 片手で収まるほどの人数であったが、基本的に一緒にはいったことがない人かあっても1、2度の方ばかりであった。 先に僕が異動した理由について話しておきたい。大きく分けて二つある。 1つ

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