大阪大正でただいまと言える場所を作りたい!ZIZO HOUSEにかける想い
提灯を下げたテントの下で従姉妹たちと般若心経を唱える。
お供えのお菓子を載せた台車を押し、汗だくになって近所中に配って歩いた夜。
少し歩くとまたすぐ提灯を下げたテントが見えてくる。
近所中にお地蔵さんが祀られていたのだ、と大人になり子供の頃の記憶を辿ったときにそう感じた。
祖母に連れられて歩いた近所の商店街はシャッター街となり、ガランと寂しそうであの頃の賑わいが嘘のよう。
幼い頃に毎年行われていた行事や風景が随分経って、大正に戻ると激変していた。
当たり前だった行事は当たり前ではなく、時代も変わったんだ…と。
幼いころに慣れ親しんだ祖父母の家は、20代を過ぎた頃、改めて戻ると懐かしい空気も残しつつ子供の頃は大きく感じた扉も少し小さく感じるようになっていました。
昔話を独り言のように話す祖母と過ごしながら感じたことは、かつて色んな人が関わり出入りしていた建物だったんだなぁ、、、ということ。
その分当時の面影を残しながら、ガランとしてしまった雰囲気が寂しく感じるようにもなりました。
近所の商店街もかつての賑わいはなくなり、シャッターを閉めたままのお店が軒を連ねるように。
何とかならないかな…という思いはあっても、当時の自分にはなす術もなく10年以上の年月が過ぎた頃、転機が訪れ建物をリニューアルすることに。
この建物に人がまた出入りしている映像が頭の中で強烈に焼き付いたまま離れない、スタートはその映像だけを頼りに何も分からない所から進んでいきました。
途中、何度もくじけそうになりそうな出来事を乗り越え何とか建物は完成。
ZIZO HOUSEのある大正はぐるり川に囲まれた地域で、地域の人の交通手段として渡し船があるほど川と密着した生活をしています。
戦後の高度成長期に沖縄から移住して来た人も多く、正確な統計ではないものの区民の4分の1くらいは沖縄と縁のある人だとか。
沖縄料理や沖縄の食材を販売しているお店がたくさんある他、平尾地区にはリトル沖縄と呼ばれる商店街もあります。
他にもものづくりの街としても有名で、路地の中にも小さな町工場がたくさんあります。
昨今は随分と新しいものも増え、古い下町情緒も残しつつ新しいヒト・ものが融合する地域になってきています。
そんな魅力溢れる大正で、ZIZO HOUSEが提案する地域ならではのお店や遊び方など、ローカルな体験を楽しんで頂ければ、と思っています。
大正・大阪を遊び尽くし、帰るころには楽しい思い出と共に「また大正に帰ってきたい!」となるような場所になれば幸いです。
ここまでご覧頂きありがとうございました。
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