せつな

18さい。凪な毎日を生きてる。

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物語の主人公は強すぎる

冴えない。 物語の主人公はそうやって自分のことを言う。 確かに本を読んでも、映画も見ても、起承転結で言う「起」の部分では主人公ってすごーく冴えない。何にもできない。みたいな。 でもそんな主人公でも、物語の途中でアクションを起こす。 私、主人公って強すぎると思うんだ。強くて、勇敢すぎる。 そんな冴えない主人公であったとしても、何かに挑む勇気は1丁前にあるんだもん。 私だったら同じ状況に置かれてもそんな勇気出ない。負け犬の遠吠えかもしれないけど。 結局の所、物語の主人公に

    • 10月14日 文通がしたい

      全く全然知らない人と文通がしたいという思いが最近止まらない。ほんっとにあったこともないような人と、その手紙だけで繋がるっていう不思議さにつかってみたいなぁと思ってる。 便箋の中で自己紹介から初めて、最近こんなことがあったよ〜みたいな話を手紙でやり取りしたい。 文字を綴るっていう行為が好きだから、同じように言葉を生むことが好きな人とお手紙交換がしたい!!やってくれる人いないかなぁ。 ただ本当に知らない人に住所を教えることになるからそこはちょっと怖いなぁと思うけど、でもやってみた

      • 君の信念を知っていたかった。

        悔しかった。知れなかったことと聞けなかったことが本当に悲しかったの。絵を描いていた君がそんなにもつまらないはずないじゃない。何を思って絵を描いていたの。君の信念はどこにあったの。もし仮に信念なんかなくても、惰性で絵を描いていたのならそれでもいいから。それを知りたかった。 自分の話を全くって言っていいくらいしない君は、本当に何を考えているのかわからなかった。君の本心を知りたくて私は多分、必死でめんどくさくてしつこかった。 どこまでがキャラで、どこまでが本当で、その境目すらわから

        • 8月24日 収束先

          死にたいの収束先がなくなって元通りになった。昔はできていたはずなのにやり方が思い出せなくなっていて、誰を恨めばいいの分からない。 馬鹿みたいに引いていたおみくじを、また最近引くようになってしまって、いちいち信じては悲しくなった。 sns全消ししたい衝動に駆られながら、さすがにそれはまずいよなって思って、手持ち無沙汰なままくまのぬいぐるみを抱いた。 家の2階からコンクリートに向かってスマホを投げつけるとか、そんなことしてしまえるなら、してしまいたいのに。 肺が半分になったみたい

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        物語の主人公は強すぎる

          8月9日 ぐるぐる

          ふわふわふわとした気持ちがふわぁっと空に飛んでいきそう。23℃に設定された寒すぎるクーラーが効きすぎている部屋と間接照明の灯りの中だけでギターを弾いた。日記を書きたいのか、ぐるぐるな思考を綺麗なものにしてしまってしまいたいのか、分からない。文字のバランスを整えて、全て結末まで綺麗にして、後から見返してもわたしが悲しくならないようにするための言葉たちを、定期的に摂取しないと死んでしまいそう。あれでもない、これでもないって頭を引っ掻き回して、1番近くに寄り添える言葉を探すこの作業

          8月9日 ぐるぐる

          8月、13cmの厚底ヒールを履けばよかった。

          埋まり始めていた心の穴から、無理やりそれを引っ張り出したら始めよりも穴が大きくなってしまった。 期待した分の気持ちが、スピードを遅くすることを知らなくて、1人で先走ってゆく。 置いてかれた他のもの全部が動けないことも知らないで、君の世界は回ってる。 どれだけしんどくたって、なんか知らないけど生活しなきゃいけないらしい。 誰が決めたんだろう。 ベタで薄いと思ってたあの言葉は本当だった。 こんなことなら知らなきゃ良かった。 よく考えたら君のことあんまり知らなかった。分か

          8月、13cmの厚底ヒールを履けばよかった。

          7月2日 夜

          穏やかに死にたくなる夜がある。別に病んでないし、世界を恨んでもないんだけど、なんて言ったらいいんだろう。穏やかにそのまま、溶けるようになってしまいたい。少し視界が微睡んでいて、ちょっとだけ悲しかった昼間の出来事を思い出して、心臓がちょびっときゅっとなった。 課題をしながら流し見しようと思って見ていた映画を、手を止めて最後まで見てしまって、次の映画の予告の音が始まる前に電源を切った。不思議な心地の余韻を取りこぼしたくなくて。なんかわたし、今さっきまでみていた映画の語り口に影響さ

          ミュージシャンは世界平和を祈りすぎてる

          また素敵な人が亡くなった。 芸術を形に残そうとする人ってみんな自分で終止符を打つ人が多い。それはきっと世界を憂いすぎてるからだと思うの。 力がないってわかっていながら、少しでも形に残そうとして、全ての不幸を背負って生きてる。誰よりも幸せを願ってるはずなのに、考えれば考える程、もがけばもがく程、叶わないことをより一層知ってしまうから。 これ以上ステキな世界が穢れていかないように、自分で最後を飾るの。愛すべき世界をこれ以上嫌いにならないように、ね。 そういえば、こんなこと

          ミュージシャンは世界平和を祈りすぎてる

          ただの愚痴なんだけど、ほんとに勇気と愛が世界を救えばいいのに

          勇気と愛が世界を救えるなら、世界は幸せだけだったのかな。平気で人を傷つけるような奴も、あんな荒まずに生きていられたのかな。世界は素敵な人だけで溢れてたかな。「勇気と愛が世界を救う」って広瀬香美が歌ってたけど、あれは夢物語なのかな。きっと私が死ぬまではそんな世界にならないんだろうな。明日世界が終わりますって言われたら何をして過ごすんだろうね。 大学に入って早1ヶ月がすぎて、割と楽しく毎日過ごしてたのに弟の一言のせいで明日も大学に行けるか分からなくなっちゃったよ。不登校なりに勉

          ただの愚痴なんだけど、ほんとに勇気と愛が世界を救えばいいのに

          卒業、朝。

          ふわふわとしたこの感覚は、嬉しさなのか、切なさなのか。分からないけど、今日、卒業する。 6年間着たブレザーはサイズが合わなくなってるし、履きなれたローファーは壊れかけている。一生終わらないと思っていた高校生活が終わるなんて受け止めきれないし、受け止めたくもない。 毎朝憂鬱を感じながら揺られていたバスからの景色とももうさようなら。 五感すべて、六感までも使って、全てを私に焼き付けたいけど、高校ではそんなこと教えてくれなかった。 もうすぐバス停に着いちゃう。 終着点が見つか

          卒業、朝。

          りんごジュースとナポリタン

          「りんごジュースとミートソース頼んでいいかな?子供すぎる?笑」 そうやって彼女は言った。 「子供すぎるね笑 」 「でも私たちまだ子供だから大丈夫だよ」 そう、返した。 春から大学生になる。 1番行きたいと思った大学へ。学歴が良いとは言えるか分からないけど、息の吸いやすい場所を求めて選んだところへ。 彼女は私の選択をかっこいいと、言った。 その言葉に救われた。 「頑張ってね」とは言ってくれるものの誰もかっこいいだなんて言ってくれなかった。 初めてこれでいいんだ、と思

          りんごジュースとナポリタン

          2月5日 思ったこと

          雪が降ってる。 今日は第1志望の大学の受験だった。なぜもこうしてわざわざ受験の日に雪が降ってるのか分からないけど、思い出には残りやすいなって思った。 そういえば、中学受験の時も雪が降ってたな。2月2日か3日か忘れちゃったけど、第1志望の日に雪が降ってた。 中学受験も大学受験も雪だなんて笑っちゃう。 ────────────────────── 試験会場で同じ学校の子に会った。6年間も同じところに通ってたのにクラスが被ることはなくて1回も喋ったことがない子。 帰り際にパって

          2月5日 思ったこと

          ずっとずっと昔から

          ずっとそう。 生きているはずなのに、誰かの夢の中にいるよな気がする。周りを見渡してみても、ここが現実じゃないどこかみたいに感じるの。ホワイトボードに書かれた文字が鮮明に見えたとしても、頭がふわふわしてしょうがない。 私のこの人生が、 今まで作ってきたお話が、 誰かの長い長い夢の中だったら。 私はその夢の中の主人公で、その誰かが目を覚ますのを待ってる。 ただそれだけ。それだけだったらいいのに。 そうすれば、入試の結果だって、恋の結末だって、何もかも割り切れるのにね。つ

          ずっとずっと昔から

          今年も終わっちゃうね

          2023年も終わっちゃうね。年々一年が短くなってしまって、年に一度のことにワクワクを感じることができなくなっている。さみしい。この喪失感と焦燥感に抗おうとしてはみるけど、この感情って想像の遥かに大きくて、まだ抗うチカラが足りないみたい。来年もおんなじこと思ってるんだろうな。きっと今年よりも、もっと早く1年が終わってしまう。あと1年のうちに、解決策見つかるかな。見つけたいね。 今年はたくさん勉強した、 なんていってみたいけど、実際フルで頑張れたかはわからないまま共通テスト14

          今年も終わっちゃうね

          snsって才能に溢れてて病むよね

          題の通り。 snsって才能に溢れてて病むよね。 非凡だと信じていたくて、どうにか何かになりたかった。周りと環境が違ったから、普通になんかなりたくなくて、無理やり繊細にさせられてしまった私を救いたかった。助かる術が欲しかったの。 どれだけすごいと言われたところで、上には上がいて自信なんて元から無いのに何を信じていいか分からなくなる。 信じて歌ったはずの音楽が、苦しいだけの物に成り下がってしまって、やり方もわからないままここまで来てしまった。 やり始めたらやり終えるということが

          snsって才能に溢れてて病むよね

          チャイムが鳴って、自分勝手に終わりを告げられてしまった。

          絶対的であった高校生という肩書きを失ってしまって何になるのだろう。またこうしてこれからも光の中を走る少女たちを見て苦しくなるんだろうか。 歳を重ねれば重ねるほど、失っていく切なさと増えていくばかりの虚しさを何が包み込んでくれるというの。 落ちていきたい涙は、もう我慢を覚えてしまったし、高校生という言い訳は、もうすぐ身分不相応なものになってしまう。 私にとって何よりも強く無敵だったはずのものが、終わってしまうという恐怖だけによって喰いつくされていく。 早歩きする通学路がい

          チャイムが鳴って、自分勝手に終わりを告げられてしまった。