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Summer Pocketsが面白かったのでSummer Pockets REFLECTION BLUEを買った話

現実の夏は暑いし汗が止まらなくて嫌いですが、創作物上の夏は好きです。
眩しい日差し、海、アイス、青春......
夏というと季節の中で最も力強く感じるのに、どうして冬のように儚くも感じるんだろう...ポケットにしまって大事にしたくなる、そんな夏が私にもあったのだろうか......

という事で、先日Summer Pocketsをクリアしました!攻略キャラやスチル等々増えたREFLECTION BLUEの存在を知らずに......
はじめからそっちを買っていれば!!の気持ちと、私は内容を直ぐに忘れてしまうので復習が出来てラッキー!の気持ちが入り交じっています。

せっかくなので、サマポケの感想をダラダラと述べていきたいと思います。ルートごとに語るなど丁寧なことは出来ませんが、好きなところや思ったことだけ書き連ねていきます。
ここから下はネタバレがあるので、未プレイの方はお気をつけてください。

1.灯台から見下ろされるスチルで一目惚れした紬ヴェンダース

金髪に緑の瞳ってどうしてあんなに合うんでしょう。
ゲームのスチルでキャラクターに一目惚れしたのはこれが2回目でした。
ちなみに1回目はEver17のヒロインの1人、松永沙羅ちゃんが閉じ込められたエレベーターからこんにちはをするスチルです。Ever17の話はまたいずれ詳しくしたいです。します(させて)

話を戻して、紬ちゃんとは灯台の上と下で初対面をするわけですが、これが今思うと紬ちゃんが普通の人間とはかけ離れていることを暗示しているような羽依里くんとの距離感で良いなと...ロミジュリみたいな...身分の差ではないけど。
その後のほわほわした会話も可愛い、ムテキ紬さん。羽依里くんが目を背けている間に灯台から降りてくるところも、今考えるとぬいぐるみだから飛び降りても問題なし!って事だったのかな。
このシーンから1日1回「むぎゅ」を聞かないと眠れない体質になりました。敬意を込めて紬ちゃんのことは「むぎゅ子」と呼んだりしてます。本当に可愛い。

それから静久さんに出会い、毎日3人で過ごし、紬が消えたり出てきたり(雑すぎる説明)...いろいろな事がありましたが、本当に紬は夏休みみたいな子だったと思います。
夏休みが1ヶ月もあった頃、それこそ自分探しややりたいこと探しなんて考えたことは無いけど毎日違うことをして楽しんでいたような気がします。そんな日々を思い出させてくれる子でした。一緒に過ごしたらきっと毎日が夏休みみたいな気分になるだろうな...一家に一台紬ヴェンダース。
個人的にはどのルートよりも密度がすごかったなとも思いました。その分終わってほしくなくて、最後の方はずっと泣きそうでした。
きっと来年の夏休みもたくさんやりたい事を探してたくさん楽しいことをするんだろうな...幸せになってくれ......

2.私は1周目からうみちゃんに目をつけていました(は?)


幼女(おさなご)って、可愛いよね。

見た目の割にしっかりとした敬語を使い、家事も上手なうみちゃん。
最初は「実はうみちゃんは見た目の割に歳が上め(16歳以上とか)で、攻略対象にもなりうるのでは?」なんて思ってましたが、16歳になったら免許取る発言であっさり夢やぶれました。
そして他の女の子にうつつを抜かしている間に存在感は薄くなってゆき、気づけば加藤家でも会えなくなる...はじめのうちは全然気にしていませんでしたが、これも伏線だったんだなぁ......

そんな中でのRESTART、え??何が????と思いながら押して、いつも通りのプロローグじゃんなんて思ってたところに違和感しかないうみちゃん!!!!!
正直あの瞬間が一番怖かったまである。
タメ口うみちゃんが違和感すごすぎてしょうがなかったのですが、やっていくうちに慣れて最後の方では「え?この子敬語喋れるんだっけ??」になってました。

うみちゃん、何かあるだろうなと思いつつ暫く何も無いので何も無いんだな...になったらやっぱり何かあった面白(?)キャラです。
チャーハンが得意なのも、「おとーさんお醤油取って」のくだりも、いろんなことが伏線だったことに気づいていけるのがあまりにも楽しい。

しろはちゃんとうみちゃんの掛け合いはどれをとっても好きです。最初のぎこちなさも、どんどん慣れてきてしろはちゃんが本当にお母さんのような声色になるところも......
ギャルゲのつもりでプレイしてたけど最終的には親子愛のお話だったなぁ...
うみちゃんは何となくAIRの観鈴ちゃんを彷彿とさせます。夏の物語、親子愛というところも含めてちょっとAIRと通ずる部分がある気がする......
その名の通り、蔵の整理ばかりしていた羽依里くんのルートで将来うみちゃんが未来に羽ばたけることを祈っています。

3.ALKA TALEってなんだ?

実質うみちゃんルートでしたが、そもそもALKAとは???といろいろ考えた結果を書き連ねます。

①ALKA→あるか→ある夏
ある夏の物語(信じられないような、おとぎ話のような話)
少し調べてみたら、ある夏じゃないか?と言っている方は他にもいるみたいでした。
TALEにはSTORYに比べて「信じられない」などのニュアンスも含まれるので、このルートに合ってる解釈かなと......

②ALKA→ARCA→ラテン語で「方舟」
若干無理やりですが、綴りを変えたアルカには方舟という意味があるようです。
方舟といえばノアの方舟。人間を滅ぼすための大洪水からノアとその一族が逃れるため、方舟を作らせ、多種の動物を乗せて運ぶお話らしい(正直詳しくは無い)......若干サマポケにも合うのでは???
しろはが死んでしまう未来を変える為、たくさんの蝶たちと共に七つの海を越えて昔のしろはに会いに行く。
これだとどちらかというとPocketルートにかかってきますが、その七つの海を越えるための「方舟」は「ALKA TALE」ルートという逃げずにうみちゃんが出会えた奇跡があったから作られたのではないか......とも思います。

③ALKA→ARCA→貴重品箱(中世のスペインやイタリアで用いられたそう)
これはもっと無理やり、読み方も違うみたいですが、また綴りを変えると貴重品という意味になるようです。
ALKA TALEルートの物語自体、貴重品のような大切な意味合いがあると思いますし、それに続くPocketこそ貴重品をいれたりもするものです。
貴重品箱、ポケットの中の物語という意味合いにもなるのでは無いかと考えています。

④ALKA TALE→アルカテイル→あるいている(歩き続けている)
3回目の無理やり!ですが、そもそもアルカテイルはサマポケのOPのタイトルです。
サビに「歩き続けることでしか届かないものがあるよ」という歌詞がありますが、これの通りそのまま「歩いている/歩き続けている」という意味も込められていそう...うみちゃんが逃げずに歩き続けたからこそ、辿り着けた物語なので......

4.REFLECTION BLUE楽しい

そんなこんなでサマポケをクリアして、ゆっくりとリフブルをプレイ中です(まだ冒頭)
静久さんとのみきを攻略できるの楽しみ!てか静久さんとの出会いのシーンかなり意外な感じだった!!!!という感想も置いておいて、識ちゃんは誰なんですか??????
鬼を探して鬼視点で物事を考えいつもお腹を空かせているおむすび大好き14歳がどんな感じで物語に絡んでくるのか今からとても楽しみです。
14歳って、いいですね。

えっ!?うみちゃんも攻略していいの!?!?

おしまい。

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