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アップサイクル第1弾完成

アパレルブランドを立ち上げて1年

ロゴはデザイナーさんに依頼して作ったもの

2023年「Coo Petit」というブランドを立ち上げました。

それまでは、インフルエンサーとしてSNSを中心に、時短節約術を発信しながら企業のタイアップ案件を受けたり、雑誌やWEB記事の取材を受けたり、動画配信などを行ってきたりしていました。

そんな活動を続ける中でインフルエンサーのまこちゃんに声をかけてもらって飛び込んだ「モノづくりの世界」。

「何か一緒に作らない?」と言われたことから誕生したのが累計5000冊以上販売している"献立ノート"です。

献立ノート作りに始まり「ライフスタイルショップ chotto」では多機能リュックやストックありシールなどさまざまなものを作ってきました。

その経験をもとに自分で一からモノづくりをしてみたい!!
と、立ち上げたのが「Coo Petit」です。
(ちなみにこのブランド名はフォロワーさんから募集して意見を取り入れて作った名前)
インフルエンサーとして研究してきたSNSでの発信力。
フォロワーさん達と共にモノづくりを行っていく、巻き込み型の商品開発。
モノが出来上がるまでの経過と、その背景を伝えながら商品の価値を高めていく作業。
さまざまな経験をもとに突き進んできたアパレル事業。


今年の6月で1年が経ちました。

この1年、たくさんの方に喜んでもらえるモノづくりができたかな、と思っています。



フォロワーの皆さん、本当にありがとう。


始まりは和紙100%のTシャツ

Coo Petitで最初に発売したのがWASHI-TECHという和紙100%の生地で作ったTシャツでした。

その時の話はこのnoteを読んでね。

発売されるまで「売れるかな?」と初めての試みに不安しかなかったけど、ありがたいことに私のモノづくりに共感してくれた方がたくさんいてくれたおかげで、作ったTシャツは全て完売しました。
(もう1回言うね、フォロワーの皆さん、本当にありがとう)

翌年長袖も製作して、現在販売中です(ちょっと宣伝(笑))

岩手の縫製工場に行って見えたもの

2023年11月に「Coo Petit」で販売しているWASHI-TECHのTシャツの製作をお願いしている「株式会社和興ニット」の岩手にある縫製工場に行ってきました。

目的は作ってる現場と作ってくれている人達の顔を見ること。
モノづくりは一人ではできない。

モノづくりを始めて分かったことは、販売されている商品は、たくさんの人の頑張りが詰まった一つの作品だってこと。

今までそんな背景なんか考えずにモノを買ってきたけど、こうやって自分でモノづくりの世界に飛び込んだからには、自分の目で見てそれを買ってくれる人(買いたいなって思ってくれる人)にモノづくりの「過程」も届けたいって思ったんだよね。

実際に縫製工場に行ってみると、見たかったものと見えていなかったものが見えてきた。私の知らない縫製業界の現状でした。

写真に収まりきれないほどの廃材生地

岩手の縫製工場の倉庫にあったたくさんの廃材生地。

これらは、アパレルブランドさんが洋服を発注し、その時に送られてくる生地のあまりもの。

発注分の洋服を作って納品したら、残った生地は縫製工場で廃棄しなければならないんだって。
捨てるのにもお金がかかるし、めちゃくちゃもったいなくない?って思ったんだ。


アップサイクルプロジェクト

アップサイクルとは、本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。

倉庫に置いてあるたくさんの廃材生地を見て「私にできることはないかな?」とその場でオンライン秘書のおかめちゃんと社長のひろしさんとアイデア出し。

これどうする?みんなが幸せになる方法って何?

そんなことから誕生したのがこの「アップサイクルプロジェクト」。

捨てられるはずの廃材生地に、私のアイデアを足し、和興さんの縫製技術(日本の職人さんの高い技術力と丁寧な作業)を活用して洋服を作る。

そこに大きな利益なんて求めない。縫製代とプリント(刺繍)代と送料と活動資金としての少しの利益だけ。

Coo Petitのお客さんに、安く良いものが販売できる。おまけに環境にも優しくて、縫製工場も買ってくれる人も幸せにできるプロジェクト。

最初の一歩は小さくて、地球規模からしたら見えないレベルのことかもしれないけど、この活動を少しずつ広めて、いろいろなひとを巻き込んでいつか地球に「ありがとう」って思ってもらえるような活動になると良いなって思っています。

服を買うという行動を見直す

ぎゅうぎゅうのクローゼット

私は6年で1000万円貯めた経験をもとに、時短節約術に関する発信を行っているんですが、お金を貯める過程の中で、とても効果的だったのが「クローゼットの整理」でした。

節約を始めた当初、参考にしていた主婦雑誌で取り上げられていた「モノを捨てるとお金が貯まる」という特集。

最初は何でそうなるの??って思っていたけど、実際に持っているモノを少しずつ手放していくと、自分がどんだけ無駄なお金を使っていたかってことに気が付いたのです。

衝動買いした服や、高かったからと捨てられずにクローゼットに入れっぱなしの服、買っては見たけど着心地が悪くて着るタイミングがやってこないもの・・・

中にはいつどこで買ったかも思い出せない服が出てきて、「私は買った記憶すらないものにお金を使っていたのか」とすごくもったいない気持ちになりました。

洋服作りを始めて、デザインや生地選び、縫製工場に行って服ができあがる工程を見たり、作ってくれてる人たちの顔を見たら、なんとなくで服を買えなくなった。

私が服作りをする意味は、ただ単に「可愛いから着てほしい」ってことだけではない。

洋服に限らず何か物を買う時には作ってくれている人たちのことがチラッとでも頭の片隅をよぎって「本当に必要なモノかな?」「大事に使えるモノかな」って思ってもらいたい。

その思いが「アップサイクルプロジェクト」にもリンクしていくと思ってます。

Coo Petit A/S project第一弾発売決定

Coo Petit A/S project(Coo Petitアップサイクルプロジェクト) 第一弾のTシャツがついに完成しました。
ひろしさんが岩手の縫製工場に行って、廃材生地の中から良さげな生地をいくつか持ってきてくれたものから選んで作ったTシャツです。

まだまだ規模も小さいし予算も少ないので、パターンは以前製作したWASHI-TECHの半袖Tシャツのものを再利用したものと、私が普段来ている一般的なTシャツのLサイズを元に作った2種類です。

着心地の良い生地、体型隠しにもなるゆったりとしたデザイン、デニムやスカートにも合わせやすいので着回し力も抜群です。

ぜひ、チェックしていただきたいと思っております。

発売日は6月26日(水)21時~
販売サイトはこちら

https://coo-petit.stores.jp/

*購入制限あり

ボーダーT(ホワイト×ブラック/ベージュ×ブラック)

ボーダーT(ベージュ×ブラック)

サイズ
【M-L】(ワンサイズ)
【カラー】ホワイト×ブラック/ベージュ×ブラック
着丈(前)60.5㎝
着丈(後)66.5㎝
身幅   53㎝
肩幅   51㎝
袖丈   15㎝

素材
コットン
ポリエステル
ポリウレタン

値段 2,800円(税込・送料込)

刺繍ブラックT

サイズ
【M-L】(ワンサイズ)
【カラー】ブラック
着丈(前)68㎝
身幅   53㎝
肩幅   48㎝
袖丈   20㎝

素材
コットン
ポリエステル
ポリウレタン

値段 3,000円(税込・送料込)


これからのこと

Coo Petit A/S projectをより多くの人たちに知ってもらうために、これからも廃材を使って商品を作り、販売していきたい。

買ってくださった人達の感想やレビューを、SNSを通して発信していきながら、想いに賛同してくれる人たちを増やしていく。

このプロジェクトは私のものではなく、買ってくれた人たち・賛同してくれる人たちみんなのものだから、どんどん巻き込んで広げていきたい!

さらには私みたいな小規模で商品販売をしていきたいと思ってる人達と廃材生地をマッチングさせたり、インフルエンサーにオリジナルTシャツの提案をしたり、新たなモノづくりの形を確立させていきたい!

その先に、廃材生地を提供してくれるお店や企業さんが出て来てくれたりしたらいいなって思っています。

まだまだ始まったばかりのプロジェクトですが、この活動がみんなの暮らしが豊かで楽しいものに変わっていくきっかけになったらいいなとおもっています。

最後まで読んでくださってありがとうございました!
これからもくぅちゃん&Coo Petitをよろしくお願いします。

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