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おつかれさま

防弾少年団が好きだ
好きだから書く

彼らに見せたくない言葉と見せたくない映像がメディアにたくさん出た テレビであの映像を見たくなかった
私のような無力な一個人がここに何を書いたってメディアに出た乱暴な言葉が消えるわけじゃないけどそれでも私は明確な怒りと悲しみと罪悪感と願いをもってここに書く
自分のために

防弾少年団の7人へ


まずこれまでの9年間、どれだけ大変でもどれだけ辛くても、ARMYのことを考えて歩き続けてくれたことが本当にありがたい
苦しみから這い上がる姿、不安と闘いながら前を向く姿、そして何よりここまで無事に防弾少年団として7人で生きてくれたことが私だけでなく多くの人々の生きる糧となり救いとなったと思います
今まで休みなく走ってきてくれて、誰一人残すことなく歩き続けてくれて、皆の花様年華になってくれて、そして正直に話をしてくれて、まずは本当にありがとう
そしてお疲れさま

その一方で、何日も寝ずに行われるカムバックや異常な数のカメラに囲まれた撮影、彼らに常に密着し続ける人々や視線を見て、供給されるコンテンツにありがたさを感じつつも、彼ら7人のプライバシーや人権を、私たちは勝手なエゴで侵害し消費しているのではないかと罪悪感を感じることがありました
そしてそれを感じさせないように彼らに振る舞わせてしまうこと、特にパンデミックに入ってからは彼らに想像以上に大きなものを背負わせてしまっていることに私はとても申し訳なく思います ここまで彼らを大きくしたのも彼らの人権を消費したのも全部自分達のエゴなのに

だからナムジュンはじめ7人全員、申し訳ないとか罪悪感とか、そんなことは考えずただゆっくり休んでほしい
こんな言葉も結局はただのエゴで消費になる
それでもただ健康で生きていてほしい 愛で満たされていてほしい
そして、事務所と彼らをもっと信じてあげられなかったこと、彼らに気丈な振る舞いをさせてしまったことが本当に申し訳ない
私が思う以上に彼らはARMYを理解し、信じようとしていたのに


これまで走った9年は確かに多くのものを得た9年かもしれないけれど、同時に得たもの以上に多くを失ってしまった日々でもあったのだと思う
これから生きていく上で必要な多様な感性が枯渇してきてしまったり、青少年に与えられるべき経験や権利を享受する機会の多くを彼らは犠牲にしてきた
そして私たちはすでに沢山の幸せと喜びを7人からもらってきた
だからもう彼らにはこれ以上何かを失うことなく、ただひとりの尊重されるべき人間、愛されるべき青年として心ゆくまでゆっくり休んでほしい 長く人生を続けるために
ユンギさんの言う通り、幸せになるために始めたことだから

ARMYへ


ARMY

長い年月をかけて大きな岐路と色んな困難を乗り越え続けてくださったARMY、アメリカ進出を支えてくれたARMY、いつも彼らの最高の表情を捉えてくれたマスタニム、彼らの言葉を丁寧に伝えてくれた翻訳者ARMY、言葉にできない彼らの瑞々しい姿を多様な色や形で表現してくれたファンアートARMY、個人キャプチャでユンギさんの色んなネコチャン顔を見せてくれたユンギペンARMY、ユンギさんの私物を知りたい時どんなことでも教えてくれたファッション特定ARMY、防弾少年団を応援して防弾少年団と共に走った全ての人たち

私はそんな全てのARMYに心から感謝したい
本当にありがとう

ARMYでいる間、色んなことを乗り越えて色んなことを思って考えて、色んな変化を経験されたと思います
推しに複雑な感情を抱いたこともあるかもしれないし、それでも信じようと立ち上がったご経験もあるかもしれません
そして、今もテレビを見て涙が止まらなかったり感情にもやがかかっている方もいるかもしれない
見たくもない映像や情報が乱暴な言葉で片され、勝手に論じられ、つらい思いをされているかもしれない

だからそんなあなたに言いたい
私も、あなたも、ARMYみんなお疲れさま
今までもこれからも、本当にありがとう


ワンピースだって銀魂だって一回解散して皆強くなって戻ってきます 冒険はそうやって続くし、万事屋も麦わら一味もそうやって強くなって戻ってきました
MAP OF THE SOUL:7は最後"J-HOPEのEgo"で突如暖かな香りを残してその旅が終わります
この感情が彼らの負担となることを恐れながらも、弾むようなビートで自我を歌った彼から、あの時真っ赤な顔で泣いていた彼から、再び新たな扉が開くことにどうしても運命と救いを感じずにはいられません

とにかく、防弾少年団・ARMYみんなおつかれさま
これが私の身勝手なエゴだとしても、それでもあなたに健康で幸せに生きていてほしい
私達、またきっとどこかで会える日を楽しみにしています




最後に、大好きなユンギさんとAugust Dへ

August Dはいつも未来ではなく過去を見つめてきました
怒りで見ることもあれば、悲しみと諦めで見つめることもありました
きっとユンギさんとAugust Dにとって、過去は幸せな記憶より苦しい記憶の方が多いのだと思います
幸せになりたくて始めた仕事がやがて自分の首を絞めるジレンマとなってしまったこと、それに伴い感じる苦しみや痛みはAugust Dでもずっと話していたことでした
それは恐らくまだ変わらず彼の心の中に渦巻き続けていて、だからこそユンギさんは"今"、幸せになろうとできることをしているのかもしれません

ただ、私はそんな彼の苦しい過去の経験から助けられたことのある1人です
彼の過去に共感し、また泣きもし、悩み、そして力をもらった人間のひとりです
いつかユンギさんが"The last"を出したことを後悔していると話していたことがあったけれど、あの曲で生きるパワーをもらった人は確実にいるし、August Dがなければ、D-2がなければ、違う国に住む知らない人をここまで信頼することはなかったと思います

ユンギさんには思いが募りすぎて、言葉にできない感情とそれでも伝えたいぐちゃぐちゃな言葉がたくさんありますが、今言いたいことは、ただとにかく健康で幸せに生きていてほしいです

私はミンユンギという人間を心の底から信頼しているし、私にとってユンギさんとは不確かな時代に生きる不確かな自分にとって唯一頼れる固い命綱のようなものです 
私はユンギさんが健康に生きていると知るだけで気分が良いのです

私がBlack Swanで防弾少年団とユンギさんに出会ってからの約3年間は、私がユンギさんのようにより善い人間になろうともがく旅だったと同時に、自分は自分にしかなれない、ミンユンギには決してなれないのだと悟る旅でもありました
それでもミンユンギという人は情けなくてだらしない私を何度も言葉で、歌で、態度で、ミンユンギという存在そのもので励ましてくれたし、負けても進むことが大事なのだと何度も教えてくれました
だから正直に言うと、私はただユンギさんがつらいことがつらいです 私を苦しみから引っ張り上げてくれたユンギさんが泣くほどユンギさんの心が追い詰められていること、世界で一番幸せでいてほしい人が苦しみを感じて涙を堪えていることがつらいです

私はまだまだユンギさんに幸せでいてほしいし、ユンギさんがこれからどんな道を歩いていても信頼しているから、
気長にAugust Dの来訪を待つことにしてみます
今そしてこれからはただ思う存分ミンユンギの人生を楽しんでほしいです 苦しい思いをせずに


ユンギさんに幸せになってほしい
全てはユンギさんの言う通り幸せになるために始めたことだから


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