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【産婦人科ローテ前必読!】 初期研修医が知っておくべき産婦人科&女性診療の 基礎知識と超オススメ本

■はじめに

2020年4月から、初期研修で産婦人科の1ヶ月間の研修が必須になりました。
「げ~~、産婦人科なんて全然興味ないのに。。。」という方、ちょっと待った~~!!!

あまり関係ないと思っているしれませんが、将来の人生やキャリアにおいては「妊娠・出産について少し知識がある」って、自分やパートナーまたご友人などに役に立つかもしれませんよー!(というか日常生活では意外と役に立ちます!)

というわけで、せっかくの1ヶ月の産婦人科研修を少しでも役に立たせるために
ミニ知識や使いやすい本や教科書をご紹介していきます!

<まずはコレ!産婦人科ローテ前には必須読書マンガ!>
「産婦人科の勉強しているんや!」とドヤ顔で読んで頂いて大丈夫です!
(めちゃくちゃ分かりやすく医学的な監修もしっかりされています)
産婦人科ローテーション前にこのマンガを読んでおくと「あ、これは◯◯巻の話だ!」と
ピンとくることがあるかと思います。

■コウノドリ 


■これを事前に押さえておくとローテが楽になる、産婦人科のコツ

産婦人科は他の科からすると「え?!」という特殊な状況が突然発生します。内科の研修から産婦人科にくるとビックリすることが多いと思いますが、あらかじめ下のようなイメージを持っておくと、産婦人科での研修をうまく乗り切れます!

・緊急手術や重症患者が突然発生する、そして最優先される

例えば、「今日の研修ではコレをしてアレをして最後にコレをしようね~」と予定を組んでいたとしても急に変わるのが産婦人科です。そして今まで全くリスクの無かった人が突然分娩中に大量出血して重症になったり必要になったり、緊急で帝王切開が必要になることがあります。産婦人科の緊急は、文字通り「命のかかった超緊急事態」なので、他の事情などすべてを中止して対応が最優先されます。多くは病棟で突然起こることが多いので、病棟にいないと経験できないことも多いです。事前に緊急初期対応の本などを読んでおくと流れがわかり現場で動けるようになります。

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