ちと取り組んでいるダイナミックブロックについて

ダイナミックブロックは皆さん知っているとは思います。

でも、あまり見かけませんよねまあ、私も見かけてもゼネコンの設計図とかサッシ図なのかだけの世界でした。

でも、これって意匠系図面を描く方でも、結構使えるのでは気がついたのは去年の11月頃でした。

たまたま、框と言う石の断面を大きさそう言えば自由にダイナミックブロックだと変えられるんだよな~と思って、チャレンジしましたちょっとした事が上手く設定出来ずにあきらめましたが、でもその時にストレッチと移動を覚えました。そしたら、世界がパッと広がりました。

移動ストレッチとかが、何に使えるのかを考えてください。

基本自分の石材の図面は全部石の張ってある=仕上げる面については展開図を描くのです。

そうすると、まずは基準階のSLとFLと上部となる天井ラインと上階のSLくらいは描いてからスタートしないといけないのです。更にそこに展開面の通り芯と実際の石の壁の位置の線とそこに他の仕上がりの壁があるならその位置の線も関わるのです。

これって、まずは高さ方向の基準のSL FL 天井ライン 上部階のSLと考えるとストレッチか移動で自動的に寸法打ち込めば一瞬にして再現できるよな~ 一度引いた線は二度と引かないの原則に従えるよな~です。

ええ、これだけを作るのに確かに2日がかりでしたが、上手く出来ました。

更に、そこに寸法も入れられるよな~ だって、AutoCAD/LTなら自動調整寸法ある物動けば勝手に変わるからです。

実際上今は寸法をどの辺りに持ってくるかの位置調整が面倒なので寸法表記は外してありますが、出来ましたよ勝手に動いて勝手に寸法が表記されるダイナミックブロック。さあ、ここまで来たら俺って使い手でないのかとか思い始めました。

そもそも、ダイナミックブロックがドアのW Hを変えられるだけとかの紹介の仕方がおかしいのです。

意匠系ならストレッチとか移動で結構自分の描くべき展開面などはいくらでも楽に基準線はセットできますし、ドアなんぞはいくらでも楽に出来るはずです。

まあ、これだけでも私にとってはAutoCADLTが汎用CADから専用CADになったも同然です。

専用だとそれぞれ会社独自のコンバーターでdwgに変換で、純正なdwgではありませんと読み込んだ際に表示されますが、でもAutoCADLTのダイナミックブロックで、ちょっと機能を使っただけならそれはないです。

まあ、作り上げるまでの時間はかかりますよ。確かに0から始めるならでも、基準系さえいやストレッチと移動と反転と回転さえ覚えればどうとでもなったと言うのが実際の所です。あまりおおっぴらには作ったツールは見せられませんが、とりあえず自分が必用な形でのダイナミックブロックツールは作れたかなと。

もし、コロナ禍で会社でも時間がある程度余裕があるならまずはストレッチと移動を覚えて回転を覚えてください。

そうすれば手始めに簡単にダイナミックブロックで作れそうだなと思う形は出来るはずです。 参考になるのは、AUG-jpの富山県でやったWORKSHOPの芳賀さんのダイナミックブロックの講座です。

これはシンプルに四角形をダイナミックブロックにしようですが、でもここからがスタートですよ

ダイナミックブロック 良いものを作ってくれたと思います。Autodeskさん。

まずは、簡単な形で作って 基本のストレッチと移動と回転と反転覚えてみてください。

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