「『ZABADAK』というタイトルの曲」を作っていた(その4相当)

……というシリーズの、焼き直し的続編になります。
 さすがに録音環境が昭和の宅録クォリティなのと、接続している録音系機器の設定でいまいちボーカルの音がちゃんと思った通りに録れてないので、対策を施しました。
 ある時、かつて「AIシンガー」の記事を読んだなーということを思い出して、NEUTRINOのサイトにたどり着いたところ、どうやら一定の手順を踏めば「歌っていただける」っぽいことが分かったので、色々試してみたところ、かなりいい感じに歌ってくれたので、まあ焼き直しとして動画を追加で上げていたんですよね。それをここにはまだ出していなかったなーということで。

 一応、元々上げていた動画はタイトル画面から動かない状態のままだったんですが、さすがにそれも微妙なので、作曲のデータ入力に使っている「MuseScore」のキャプチャ動画を音のタイミングと合わせて、ちゃんと動画っぽくしました。そこに歌詞も載せてみたりして。へなへな編集ですけど。
 上げてからはしばらく経ってるんですが、ツイッターではAIシンガーを使ったことを明記してツイートしました。そしたら「AIめろう」の公式アカウントからFAVを貰っちゃった。確かこれの前にもオリジナル曲を1曲上げて、その時も貰ってた気が……。
 その後、別の曲に「SynthesizerV」というシステムを知って、それ(の無料版)を使って「AI弦巻マキ」にツインボーカルの片方を歌ってもらったんだけど、その時は弦巻マキのアカウントからFAVだけではなくリプライまで貰ってしまった。丁寧な中の人だなあ。

 ちなみに上記『ZABADAK』はめろうに男声パートを、ずん子に女性パートを担当してもらっています。NEUTRINOのAIシンガーには男声ボーカルもいるんだけど、ちょっと歌い方がイメージとは異なるので、わりかし無理やりではあるけど女声の声質を男声に寄せる形にして低音部を歌ってもらったものです。フォルマントという値を1.00から下げると、男声的な声に寄せることができるのです。シンガーによってはそれが適さず、音を伸ばした時に変な上ずりが起こることもあるので、全てのシンガーに可能なことではないようです。SynthesizerVにおいてはボーカルの「ジェンダー値」を上げていくことによって同等のことが可能。
 無料でいじれる範囲で分かったこととしては、この無理繰り男声化するのに比較的適しているのは以下の通り。
(NEUTRINO)めろう、ずん子、謡子
(SynthesizerV)琴葉茜/葵
 この4名については、総合して歌声が安定している傾向にあるので、高音域も低音域も安心して歌わせられます。いや、完全に男声音域だと無理があるし、男声にはなりきらないけど。

 わりと実験的にできてしまった曲も紹介しておきます。

 これも相当期間温めていた曲だったのが、つい最近になって一気に曲の構成が固まったのでそのままの勢いで作り上げてしまったもの。
 これはフリー素材で背景画像を集めてみたものですが、時折歌詞が見づらい所もありますので、ご視聴の際はご了承のほどを。

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